川の光日記

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このごろのわたくしたち



いつのまにか3月に突入し、花粉が飛び始めた春めいた一日。

タミーは熊のシロを頭に乗せて昼寝している。
シロはタミーに“くわえもの”としてもてあそばれ、唾液でぐちゃぐちゃにされ、
振り回されるために生まれてきた、とても気の毒な熊だ。
繰り返し洗濯機で丸洗いされたために毛がカピカピだし、何度も手足がもげて縫合手術を受けている。
それでもけなげにタミーに寄り添うシロ。
そのうち『川の光』外伝で「噛ませ熊シロの一生」を題材になにか書いてもらえないものか。

吉祥寺に戻ってきた当初は「東京には空がない」などとぼやいていたタミーは、
最近はこちらでの暮らしに再び適応して、朝晩の散歩と食事を楽しみに規則正しい毎日を送っている。
東京では、宅配便のお兄さん、公園で会う犬友達、犬好きの通行人など、いろんな人に甘えては
「いいこだね~」と撫でてもらえるという利点もある。
前回の検査からそろそろ半年が経とうとしているが、食欲は旺盛だし、眠りは深いし、体調はとてもよさそうだ。

夫は4月から文芸誌で連載が始まる新しい長編小説の書き出しに悶え苦しんでいる。
いつものことだが、なかなか離陸できないのである。
いつものように、PCの前から逃亡するため、街をぐるぐる歩き回ったり、突然風呂に入ったり床屋に行ったりする。
そして「ぼくはもう駄目なのかもしれない…なんだか自分が乾ききった雑巾になったような気がする…
加齢で脳にスが入ってしまったのかもしれない…」云々と泣きごとをいう。

しかし「“ス”ってフランス語でなんて言うんだっけ?」と質問してみたら、
即座に「Intersticeじゃないかなあ」と返答が返ってきたのはさすが。
私は知りませんでした、そんなマニアックな単語。
それだけシナプスが繋がっていれば、まだまだいける! 大丈夫だ!

そして私はといえば、ヒマをみつけては鈴木道彦訳の『失われた時を求めて』を延々と読み続けるかたわら
(昨年の秋から読み始めて、やっと『ソドムとゴモラ』まで到達…)
最近導入した強力なミキサーで新種のスムージーを作っては、嫌がる夫にむりやり飲ませている。

こんな平和な、というか変わりばえのしない毎日ではあるが、
『川の光2』はおかげさまで好評のようだし、昨日は夫の詩集『afterward』が鮎川信夫賞を受賞したとうれしい知らせが。
ありがたいことである…

明5日、読売新聞夕刊の『川の光2』特集もぜひご一読を! 


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  1. 2014/03/04(火) 22:58:46|
  2. 日記
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:8
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コメント

買いましたよ

川の光2
今日買いました。
表紙の絵を見ているだけで
これからどんな冒険が繰り広げられるのか、と
ワクワクです。

早く読みたいですが、
なるべくこのワールドに浸っていたいので
努力してユックリ読もうと思っています。
って、ユックリ読む方が難しいに決まっていますね。(笑)
  1. 2014/03/04(火) 23:53:09 |
  2. URL |
  3. たろっち #d58XZKa6
  4. [ 編集 ]

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  1. 2014/03/05(水) 09:37:44 |
  2. |
  3. #
  4. [ 編集 ]

熊のシロ

松浦先生、受賞おめでとうございます。
タミーちゃんのお写真、何てかわいいのでしょう!タミーちゃんが元気そうで何よりです。「川の光2」素敵な本で本当に感激です。熊のシロの物語もぜひ読んでみたい気がします。今日の夕刊の「川の光」特集、楽しみです。今日は早く夕方にならないかしらという気分でワクワクしながら待っています。私はもしかしたら「川の光」中毒なのかも?
  1. 2014/03/05(水) 11:40:28 |
  2. URL |
  3. k@s #sYI06w5Q
  4. [ 編集 ]

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このコメントは管理人のみ閲覧できます
  1. 2014/03/05(水) 19:25:51 |
  2. |
  3. #
  4. [ 編集 ]

友達

『afterward』の鮎川信夫賞、おめでとうございます!この詩集の大ファンなので、自分のことのように嬉しいです。読むたび、励まされる私の宝物です。
「川の光2」、本当に面白いです!本として手に取ると、また違った面が見えて来て、新たな発見や感動がありますね。例え普段会っていなくても、いざという時に力になってくれるのが「友達」。私も、そうありたいと思いました。動物たちが、欠点(個性?)を認め合いながら、それぞれの役割を果たして行くところも、胸が熱くなりますよね。ご夫妻がロケハンで渋谷で列車の連結部分(でしたか?)を撮影した日の同じ時間帯、たまたま私も半蔵門線に乗っていて、ニアミスしていたようで、そういう意味でも、この作品を身近に感じています。「川の光2」、私は、映画で見たいです。子供から大人まで、幅広い層に支持される作品だと思います。名プロデューサーさん、ぜひぜひ、よろしくお願いします。
  1. 2014/03/06(木) 10:04:36 |
  2. URL |
  3. あき #XcHMMwdw
  4. [ 編集 ]

鮎川信夫賞おめでとうございます!
これも嬉しいことですが、来月から長編をはじめられるのもとっても嬉しいです。読むことしかできませんが楽しみにしております!
  1. 2014/03/06(木) 13:40:55 |
  2. URL |
  3. みえ #-
  4. [ 編集 ]

こんばんは

川の光2、読み終えるのが惜しくて行きつ戻りつ読んでいたのですが、
とうとう読み終わってしまいました。
通して読むと、そこかしこに、このブログからうかがい知れるIZUMIさんのエッセンスが感じられて、そういう意味でも面白かったです。
読売新聞も読みました。川の光のみんなが、今もどこかにいるような気がして嬉しくなりました。挿絵も素晴らしかったですね。切り抜いて宝物にします。
  1. 2014/03/06(木) 23:03:55 |
  2. URL |
  3. inocco #BRwvxaDM
  4. [ 編集 ]

夕刊

図書館に行き、夕刊を拝見しました。見開きカラーイラスト&先生(永遠の少年)と島津さん(とても可愛らしい方でした)のお写真付きで凄く素敵です!新たなエピソードを書いて下さったのですね。う、嬉しいです。感激して、胸がいっぱいになりました。またぜひ、動物たちのその後を聞かせて下さいね。楽しみにしています。北の官能(文学界)も興味がわきましたが、今日は、白い肌より毛むくじゃらの動物たちに軍配が上がりました。ところで、先生、大人の女性が好きだなんて・・・。AKBのゆきりんのファンじゃないですか(笑)。駄目ですよ、正直に言わないと。猫のイラストにも笑ってしまいました。10問と言わず、もっと質問して欲しかったな~。
  1. 2014/03/07(金) 22:08:22 |
  2. URL |
  3. あき #XcHMMwdw
  4. [ 編集 ]

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