川の光日記

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スコットランドへの旅の追憶

こんな曇天の寒い日には、なぜかスコットランドを思い出す。
私が死ぬまでにもう一度訪れたい場所ナンバーワンである。

とくに最北部のハイランド地方、グレンコー渓谷からスカイ島にかけての荒涼とした風景が忘れがたい。

scotland04
↑グレンコー渓谷。火星のような山なみが続く。

scotland06
↑スカイ島。最果ての気分満点。

scotland05
↑遠くにヘリブディーズ諸島を望む。

ハイランド地方では19世紀に「羊が人を食う」といわれた過酷な“囲い込み”が行われ、
牧羊地と貴族の狩猟場を確保するため、小作農が強制的に立ち退かされた。
そのため、いまでも人口密度が極端に低い。
羊や牛だけがのびのびと草を食んでいる。
村のなかを鹿が集団で駆け抜けて、旅行者をぎょっとさせたりもする。

scotland01
↑崖っぷち羊たち。

scotland02
↑こんな絶景のなかで暮らせる牛は幸せだ。

そして、スコットランドといえばネス湖。
言わずと知れたネッシー伝説発祥の地で、いまだに「グーグルアースに影が映っていた」などの目撃談が絶えない。

長さ約35キロに対し、幅は平均2キロしかない細長い湖で、透明度はほとんどなく、
海藻やプランクトンも少ないので、巨大な水棲獣を養うだけの魚がいない。
これはネッシーに対する決定的な反証のような気がするのだが、
精神年齢9歳、じゃなくて“心にひとりの不思議な少年を棲まわせた男”である夫は、
ネス湖に着いた瞬間から興奮が頂点に達して、遊覧船に乗っている間じゅう目をランランと輝かせ、
湖面を食い入るように見つめていた。

scotland03
↑遊覧船から眺める湖。たしかに、地形のせいか、不思議な波の立ち方である。
何かがヒョイと首をもたげたり、背中のこぶを突き出しているように見える瞬間がなくはない。

そういえば吉田健一も、目撃談が続々と報告され始めた1930年代から晩年にいたるまで、
ネス湖の怪物にずっと関心をもち続け、折にふれエッセイを書いていたのだった。

また旅行できるなら、今度はラス岬を回って、シェットランド諸島まで行ってみたい。


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  1. 2011/12/01(木) 23:08:51|
  2. 旅先の動物たち
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<<スコットランド忠犬伝説 | ホーム | 日頃ご愛読有難うございます。夫です。>>

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