川の光日記

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新しい詩集



夫の新しい詩集『afterward』がひっそりと刊行されているので、ちょっと宣伝。

ここに収められた詩は、1997年5月から2011年3月までに書かれ、
主に朝吹亮二さん、川上弘美さんと編んでいた同人誌『水火』に発表されたもの。
他の掲載詩は朝日新聞、文藝春秋、現代詩手帳など。

第一部と第二部に分かれているのだが、第一部に集められた英文タイトルの15編には
ほぼすべての詩篇に犬が登場し、読んでいると自分も犬と散歩しているような気持ちになる。

たとえばこんな感じ。

いきものはほんのささいな理由で死んでいく
きみも きみの犬もおなじだ
流木のかけらをほうると
犬がそれを追って水のなかに駆けこんでゆく
生のよろこびは(くるしみも)
ありふれたもののなかにしかない だから
えらばなければならないなら
もっとも単純なものをとれ と
きみはじぶんにいいきかせる  (anything)

詩集のタイトルになった「afterward」は、3.11の直後に朝日新聞のために書いた一編。

現代詩はいま書店ではやや冷遇されがちなジャンルなので、
もしかしたら書店では手に入りにくいかもしれないけれど、ぜひ!

思潮社のホームページより購入可能。
http://www.shichosha.co.jp/newrelease/item_949.html

IMG_0616b.jpg

あたいはこの理不尽な猛暑にすっかり参っちゃってるところ。(主語が変わると急にやさぐれ感が…)
ハナちゃんもできるだけ体を伸ばすことで体熱の放射を図ってます。
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  1. 2013/07/09(火) 21:03:38|
  2. 日記
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:3
<<夏ばてタミー | ホーム | 最近のお仕事など>>

コメント

歌になりそう。

早速、購入させていただきたいと思います。
何だか、曲をつけたいですね。先生、ぜひ歌って下さい(ウクレレで?)。
ハナちゃん、暑さに負けずに頑張れ!あたいも(←私だと似合わない)、応援してるよ!

追伸:昨日注文したら、もう届きました。これから楽しみに拝読させていただきます!
眩暈がしそうな暑い毎日ですね。どうぞ、くれぐれも、ご自愛ください。
  1. 2013/07/10(水) 13:49:48 |
  2. URL |
  3. あき #XcHMMwdw
  4. [ 編集 ]

先生が、すぐそこに

実は、「喝水都市」を読んだ時、先生の謳う愛や恋が、どこか遠くのことのように感じられ、ちょっと寂しい思いをした記憶があるのですが、今回の詩集は、先生が私たちの方を真っすぐ向いて言葉を発して下さっているような気がして嬉しくなりました。先生がとても身近に感じられます。先生の方で、壁を取り払って下さったのではないでしょうか。(もしかしたら、タミーちゃんのお蔭で。)「君」というのは、読者のようでもあり、先生ご自身のようでもあり・・・。一つ一つの言葉が、文章が、リズムを持ち、本当に美しいですね。同じことをするのでも、表現の仕方で全然別な世界が見えて来る。豊かさって、普段の生活の中に、潜んでいるのですね。先生のあの美しいお声で、朗読して欲しくなってしまいました。
どれも好きですが、throughout、behind、except、straight、水のようにたゆたって、が特に好きです。behindは、先生のご専門の「表象」に通じていませんか。面白いなと思ったのは、friends、ゆっくりと目を、です。
  1. 2013/07/11(木) 16:52:53 |
  2. URL |
  3. あき #XcHMMwdw
  4. [ 編集 ]

嬉しいです。

先週この詩集が手元に届いて以来、一日に何度も頁を開いては、ふと時間が止まったような涼やかな風が吹いています。
昔、『冬の本』を、あの湿った表紙がさらにべたべたになるほど繰り返し読み今でもいくつかの行は諳んじることができるほどですが、この薄くて小さな詩集『afterward』もこれからきっとキッチンの横や旅先のバッグの中に入って繰り返し読むことになりそうです。
「犬」という文字がたくさん出てくるのもとても嬉しいです♪

『冬の本』を読んだあの頃、何十年か後に『afterward』のような詩集を読めることをどこかで夢見ていたような気もします。

先生に素敵な詩を書かせたタミーちゃん、ハナちゃん、そしてizumiさんにもありがとうを言わせて下さい。


  1. 2013/07/18(木) 20:03:16 |
  2. URL |
  3. vio #YlatNgdA
  4. [ 編集 ]

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