川の光日記

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夫です。講演は終えました。

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↑ホテルの部屋(38階)からの早朝のワルシャワ市の眺め。

慌ただしい一日だった。
今回の講演では、「波打ち際の文化」の問題を、小さなものをいつくしむ伝統と、
息の短かさの美学へ結びつけることを試みた。
大陸の平原の国であるポーランドにも、波打ち際のイメージはないわけではないと述べ、
ポランスキーのかつての短編映画『タンスと二人の男』で締め括ったのだが、
きっとこれは聴衆は誰も見ておらず、何を言いたいのかほとんど通じなかったかも。
しかしとにかく、何とか講演は終えてひと安心。

image_20130605061947.jpg

今回の催しは三井物産の社会貢献室の肝入りでもう3年続いている、
「冠講座」という企画の一環。これまで作家としては辻原登さんや
平野啓一郎さんが登場している。
こういう不急不要の文化事業にこんなに熱心に取り組んでいる三井物産は、
なかなか大した会社ではないか。
聴衆は180人ほど。在ポーランド特命全権大使の山中誠氏が
奥様ともども聴きにきてくださったのは、光栄なことだった。
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↑ワルシャワ大学日本学科の主任教授アグニエスカ・コジーラ先生。

image_20130605061958.jpg
↑講演会場のあるワルシャワ大学図書館。
いかにも居心地のよさそうなすてきな建築。

講演の後、日本文学研究者二人によるインタビューを受け、
拙作を丁寧に読んでくださっていることに恐縮、深謝。
いったんホテルに帰った後、大使公邸へ。山中大使夫妻が夕飯に呼んでくださったのだ。
豪奢なダイニングルームで、手の込んだ和食と美味しいワインをご馳走になり、ひととき歓談。

ついさっきホテルに戻ってきたところだが、ジェットラグが急に来て、
もう目を開けていられない。
いやあ、充実した一日であった。
明朝も早い。クラクフに飛行機で向かうのだ。
おやすみなさい。




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  1. 2013/06/05(水) 04:31:42|
  2. 日記
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:7
<<夫です。アウシュヴィッツからクラクフへ | ホーム | 夫、ワルシャワへ>>

コメント

お疲れ様でした。

ワルシャワの街は、大都会にありがちな趣味の悪いビルもないようで(ホテルが一番高層だったのでしょうか?)、整然と落ち着いた感じがしていいですね。(スパイ物の映画が撮れそう?)先生に、よくお似合いだと思います。もう講演は終わってしまったのですね。お疲れ様でした。楽しいひと時が過ごせたようで、本当に何よりです。機会がありましたら、講演の詳しい内容などもご紹介ください。講演後は、フリーですか?先生のポーランド旅行記、楽しみにしております。道中、くれぐれもお気を付けて。
  1. 2013/06/05(水) 10:46:47 |
  2. URL |
  3. あき #XcHMMwdw
  4. [ 編集 ]

うん。。

松浦さん、かっこいいですよ。その1日は。
ポランスキーも、ポーランド系だったんです
ね。「ローズマリーの赤ちゃん」は、確かリアルタイムで観た。(歳がばれる)「吸血鬼」も。観ていない作品も多いので、この際、リスペクトしてみましょうか。ショパンもポーランド系だったかな? ポーランドというのは、ほんとに異邦という感じがします。
  1. 2013/06/05(水) 18:44:42 |
  2. URL |
  3. ムルムル #5yrVOggo
  4. [ 編集 ]

ポーランドと。。

関係ない話しで恐縮ですが、先生は「プリズナーNo.6」というテレビ番組は、お好きではなかったですか? 先生好みの作品だったと思うのですが。主演は、パトリック・マクグーハンという渋い役者でしたが。。
  1. 2013/06/05(水) 19:35:05 |
  2. URL |
  3. ムルムル #5yrVOggo
  4. [ 編集 ]

プリズナーno6!

ご推察のとおり、夫は大好きですよ。
我が家にはプリズナーのDVDボックスがありますし、
いつかロケ場所をそのまま保存して宿泊できるようになっている
ウェールズのホテルに行くのが私たちの夢です。
  1. 2013/06/07(金) 09:03:45 |
  2. URL |
  3. IZUMI #-
  4. [ 編集 ]

ふふふ。。

予想通りでしたね。あの番組は毎回、食い入るように画面を見詰めていたものです。
ところで、ワルシャワ生まれの超大物をひとり忘れていたことに気がつきました。
ブノア・マンデルブロです。フラクタル幾何学の創設者の。
  1. 2013/06/11(火) 19:30:39 |
  2. URL |
  3. ムルムル #5yrVOggo
  4. [ 編集 ]

あの「村」は。。

ウェールズに実際にあって、当時のままに保存されているんですか? そこまでは知りませんでした。もちろん、僕もぜひ行ってみたい場所ですね。そこに泊まって、「徘徊者」に追いかけられる悪夢を観てみたいな。
  1. 2013/06/12(水) 21:46:55 |
  2. URL |
  3. ムルムル #5yrVOggo
  4. [ 編集 ]

Re: あの「村」

そうなんです。あの村は実在しているんですよ。私も驚きました。
↓公式サイトあり。
http://www.portmeirion-village.com/
  1. 2013/06/12(水) 23:27:44 |
  2. URL |
  3. IZUMI #-
  4. [ 編集 ]

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