川の光日記

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犬のコロッケのつくりかた、あるいは『アンダー・ザ・ドーム』

croquet01

タミーが「コロッケの芸を披露する」と言っている。

croquet02

「こうやって、枯葉をよくまぶして」

croquet03

「足りないようなら、何度も転がってまぶすんだよ!」

…まあ、芸でもなんでもなくて、ただあとで枯葉を取るのが面倒なだけ、なわけだが。

これだけではあんまりなので、ゴールデン好きの方のために、おすすめ本情報を。

彼の地で人気ナンバーワンの犬種のためか、ゴールデンはアメリカ文学によく登場する。
それも、ご覧のとおりのC調のキャラなので、純文学よりエンターテイメント系が多い。
ドン・デリーロやコーマック・マッカーシーの小説にこの犬が「アハッ」顔で出てきたら、やっぱり場違いだろうと思う。

有名なのは天才的に知能が高いゴールデンが主役の『ウォッチャーズ』(クーンツ)だが、
最近、スティーヴン・キングの『アンダー・ザ・ドーム』でもゴールデンに遭遇した。

「オードリー」と名付けられたこのゴールデンは、子供たちを守る重要な役回り。
この犬種特有の賢さ、やさしさ、子供に対する忍耐力などが、とても繊細にリアルに描写されている。
オードリーの場面になると、ストーリーとは無関係につい涙腺がゆるんでしまうほどだ。

『アンダー・ザ・ドーム』は、エンターテイメント小説としても出色の面白さ。
正体不明の透明なドームが人口二千人ほどの小さな町をすっぽり覆ってしまうのだが、
物語の主眼は、SF的な展開よりも、その結果生じる人間たちのドラマにある。

とくに、極限状況のなか次第に独裁者として暴力性を増していく町の顔役「ビッグ・ジム」の存在感が素晴らしい。
以前在籍していた職場のある人物にどこか似ているという事情も手伝って、
出てくるたびに、次はどんなに下司なことをやらかしてくれるのかとワクワクしてしまった。

ゴールデンだけでなく、コーギーとジャーマン・シェパードが大活躍するので、犬好きにはおすすめである。


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  1. 2011/11/11(金) 23:57:36|
  2. 動物の本
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

でっかいコロッケ

これはーでっかいコロッケですねえ。
それにあんまり美味しそうじゃないかも。。。v-15
タミーちゃんもゴロンゴロンが好きなのね。
クッキーは青葉でコロッケもやりますが、ポールダンスがお得意です。
良かったらお散歩猫クッキー2の9月20日のブログをご覧下さい。v-284
ウチのブログにリンクさせて頂いても構いませんか?
  1. 2011/11/13(日) 21:13:07 |
  2. URL |
  3. クッキーママ #MOASoAvQ
  4. [ 編集 ]

Re: でっかいコロッケ

コメントありがとうございます!
リンクはどうぞご自由になさってください。
クッキーちゃんブログも早速拝見しますね。
  1. 2011/11/13(日) 23:50:04 |
  2. URL |
  3. IZUMI #-
  4. [ 編集 ]

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