川の光日記

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中国語で読む『川の光』

川の光翻訳 表紙

なんと!『川の光』に中国版が登場し、我が家に見本が何冊か送られてきた(写真右、2012年10月刊行)。

実は『川の光』は、2009年3月にすでに台湾版が刊行されている(写真左)。
出たばかりの中国版と比べてみると、微妙な違いがあって面白い。

たとえば、書き出しの部分。原文はこうなっている。

 静かだった。
 西の空はもうきれいな茜色に染まりはじめていた。川の水面はもうなかば土手の影に入って
いたが、西日を浴びてきらきら輝いている部分もあって、そのあたりに目をこらすと、水中に
転がる石や岩の回りで大小の渦を作りながら、水が意外に速く流れているのがわかった。いつ
のまにか空気が冷たくなっていた。


これが中国版の該当箇所。↓

中国語頭 001

こちらは台湾版。↓

台湾語頭 001

中国版は簡体字で横組み、台湾版は旧字で縦組み。
そもそも中国語と台湾語がどのように違うのかすらわからないままに、字面だけを眺めていると、
両方とも「なるほど…」と思えなくもないのだが、文章の組み立てがまったく違う。
タイトルからして、台湾は原作そのまま、中国は意訳的なアプローチをしているようだ。


なお、2冊とも登場キャラクターの相関図が掲載されていて、中国版はこんな感じ。↓

中国語人物図 001

こちらが台湾版。↓

台湾語人物図 001

チッチはどちらのバージョンでも「奇奇」だが、中国のタータは「塔塔」、台湾では「達達」。
グレンは中国では「紅蓮」、台湾では「葛倫」と表記されるらしい。
なお、私がこのなかで理解できる中国語は、左下のもぐらの発言「加油!」のみ。
これはたしか、「がんばれ!」という意味ではなかったか。

ともあれ、『川の光』が中国の読者にも愛されますように、と祈りつつ、
明日の授賞式(正式には「伝達式」らしい)に備えて早めに就寝することに…。





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  1. 2012/11/12(月) 22:19:36|
  2. 川の光
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コメント

そういえば・・・

そういえば日曜日に、
やっと念願の小説を買うことができました!

とてもうれしいです!

いままで本屋には行ってみたけれど、
なかなか売ってなかったりなどで買うことができませんでした。

今ゆっくり読ませていただいています。
アニメとはまた少し違う感じがするのでこれから先も楽しみです!
小説を読む時間がいつも楽しみです!
  1. 2012/11/13(火) 18:36:44 |
  2. URL |
  3. ねこゆめ #04i0q1Sw
  4. [ 編集 ]

世界平和を文学で・・・

IZUMIさん、おはようございます。
伝達式(でいいんですか?)お疲れ様でした。大分、緊張されたようですね(もしかしたら、先生も?)。でも、一生の思い出となったことと思います。お時間出来たら、ご報告、お願いします。楽しみにしていますね。この度は、本当におめでとうございました。
さて、翻訳本があるとは、びっくりです。若干雑に感じるのですが、でも、世界観は再現出来ていますよね。
何となくわかる漢字もちらほら・・・。
でも、世界中の方たちと、チッチとタータたちの世界を共有できるというのは嬉しいですね。
領土問題などがあっても、文学の世界は共有出来る訳ですから、やっぱり、仲良くしましょう!
先生のご本が、世界中の人たちを幸せにしますように・・・。心を一つに出来る、小説の世界って、やっぱり素晴らしいですね。そういう世界を創り出す、先生も素敵です!
  1. 2012/11/14(水) 10:57:06 |
  2. URL |
  3. あき #XcHMMwdw
  4. [ 編集 ]

Re: そういえば・・・

ねこゆめさん、ありがとうございます。
来年は『川の光2』も出ますので、よろしくお願いします!
  1. 2012/11/14(水) 22:43:51 |
  2. URL |
  3. IZUMI #-
  4. [ 編集 ]

Re: 世界平和を文学で・・・

あきさん、ありがとうございます。
いまのところ、『川の光』の翻訳は中国と台湾だけみたいなんですよ。
『半島』にはウクライナ語訳もあり、今度『巴』は英語とフランス語に訳されるようなんですが。
小動物たちの牧歌的な世界は、東アジア的な感性に訴えるんでしょうか。
  1. 2012/11/14(水) 22:46:14 |
  2. URL |
  3. IZUMI #-
  4. [ 編集 ]

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