川の光日記

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

ハナちゃんとの対話(1)『暇と退屈の倫理学』

hana1

ハナちゃんは読書家である。
本を枕に昼寝をしているうちに、浸透圧によって中身が大体わかってしまうというからすごい。
最近の収穫について聞いてみた。

「で、ハナちゃんは近頃は何が面白かったの?」
「『暇と退屈の倫理学』(朝日出版社)よ。これを書いた人は、動物のことがよくわかっていると思うの」
「ははあ、それはまたどういう意味?」
「つまりこの本では、ハイデッガーっていう人が引き合いに出されながら批判されているわけ」
「はいはい。有名な哲学者だよね」
「ハイデッガーさんは、“動物は退屈しない”って言ってるらしい。
なぜなら動物は、特定の衝動から自由になることができないから」
「樹上でいつまでもターゲットを待ち続けるダニを例に説明してるよね」
「ダニなんかと一緒にしてほしくないわね、と思っていたら、著者はちゃんとそこを突いて、
いや違う、動物だって退屈するのだ、と述べてるわけ」
「ハナちゃんは退屈してるのか寝てるのか区別できないときもあるけどね」
「…で、著者はさらに、人間が退屈から逃れる手段として、<動物になること>を推奨してるの」
「つまりハナちゃんを見習え、と」
「動物にはひとつの<環世界>にひたる高い能力がある。人間もそういう状態のときは退屈しない」
「ハナちゃんが枝の鳥をじーっと見つめながら草むらで息を潜めてる、あの状態ね」
「で、私がこの本から導き出した結論はこうなの」
「はあ」
「猫が人間より高次元の生命体だという事実がまたしても証明された、と」
「…う~ん、なんだかこの本の本当の結論と微妙に違う気もするけどね」
「じゃあ、私は午後の巡回に出かけるから」

ちなみにハナちゃんはTPP反対派。
中野剛志先生が出演した「特ダネ!」をYouTubeで見て、猫的にシンパシーを感じたそうだ。

hana2


スポンサーサイト
  1. 2011/11/02(水) 18:20:46|
  2. ハナちゃん
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<N公園へ秋の散歩 | ホーム | 猛禽類の集会に潜入>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://kawanohikaridiary.blog.fc2.com/tb.php/17-5aa376a5
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

IZUMI

Author:IZUMI
賢くて優しかったハナちゃん
(2003~2013)の思い出に



『川の光2 タミーを救え!』
絶賛発売中!

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

タミー (34)
ハナちゃん (21)
川の光 (48)
日記 (270)
動物の本 (17)
動物の映画 (13)
旅先の動物たち (9)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。