川の光日記

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

昭和な玩具を大人買い

吉祥寺での飲み会のあと、東急の裏を通りかかったら、タバコの自動販売機の横で
小さな駄菓子屋さんがこじんまりと営業しているのを発見した。
このあたりは何度となく通り過ぎているのに、なぜいままでこの店に気が付かなかったのだろう。
なんだかファンタジー小説のなかに迷い込んだような楽しい気分で、
昭和テイストの玩具を「大人買い」してしまった。


↑左から、ふきあげパイプ60円、ビー玉3個セット120円、リリアン100円。

そういえば、『川の光2』で動物たちがタミー救出の司令部にした建物が、偶然おもちゃの倉庫になっていて、
ビー玉や縄跳びや花火のほかに、「リリアン」も登場していたのだった。

30代後半以上の方なら、この不思議な編み機を覚えているのではないだろうか。
夫に聞いてみると「僕もよく編んでた」とのこと。
女子向けの玩具かと思っていたが、一部の男子もこれで遊んでいたらしい。
しかし夫は「お手玉でも遊んでた」というから、ちょっと変わった男の子だったのかもしれない…。

P1030302.jpg
↑せっかく手に入れたリリアンなので、説明書きに従って編んでみた。
最初は星型に糸を回し、あとは一目ずつひっかけて編んでいく単純作業で、
じりじりと紐が長くなっていくため、ささやかな達成感が味わえて、けっこうハマる。

P1030306.jpg
↑完成した二色使いの紐をハナちゃんの首輪にしてみた。

P1030309.jpg
↑伸縮性のある素材なのだが、ちょっとだけ長さが足りない感じ。
真っ赤な糸をゆったりめに編んで、金色の鈴をつけたら可愛いかも。

P1030313.jpg
↑とりあえず、黒猫じょうろの首飾りとして使用することにした。

調べてみたら、「リリアン」が発売されたのは1963年(昭和38年)だった。
伊藤映貞商店(現イトウ)が5円で売り出し、大ヒットしたという。
昭和38年は、『鉄腕アトム』が明治製菓、『鉄人28号』が江崎グリコ、
『狼少年ケン』が森永製菓の提供で、それぞれテレビ放送を開始した年でもあり、
製菓会社に勢いがあったことがうかがえる。
『週刊少女フレンド』と『週刊マーガレット』が創刊されたのもこの年。

↓「気分は昭和」のまま、フィギュア類を収納している引き出しの奥をひっくり返していたら、
こんなグリコのおまけが出てきた。
いつ手に入れたのか、まったく記憶にないのだが、おそらく70年代後半くらいではないだろうか。
P1030298.jpg

グリコにおまけがつくようになったのは1927年(昭和2年)から。
昭和20年代にはセルロイド、昭和30年代はプラスチックが主な素材になり、
昭和40年代以降、男の子用と女の子用に分かれるようになったという(以上、江崎グリコのHPより)。

少し前に『ラーメンと愛国』という新書が出ていたけれど、
同じようなアプローチで『駄菓子と玩具の昭和史』という本を書いてくれるライターさんはいないだろうか。
なかなか興味深いテーマだと思うのだが。

ちなみに、なんとなく予想される事態ではあるが、今後の『川の光2』では、
ビー玉や縄跳びや花火が小道具としておおいに活用される予定だそうだ。
「リリアン」だけは、さすがに使い道がなかったらしい(教会ねずみマルコなら
「おいら、リリアン編めるよ」なんて言い出しかねないような気もする…)


スポンサーサイト
  1. 2012/09/12(水) 00:02:14|
  2. 日記
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
<<この夏のわたくしたち | ホーム | 八ヶ岳で遊ぶ>>

コメント

おぉ。リリアン

懐かしいですね。
よく、編みました。
後はリングを輪にして
お手玉、ゴム飛び←足し算。かけ算とか技があったりして。
今の子はゲームなんですよね。。
悲しく感じたりして
ハナちゃん、お似合いですよ。
  1. 2012/09/12(水) 13:01:59 |
  2. URL |
  3. らんくす #-
  4. [ 編集 ]

おもちゃの歴史

IZUMIさん、お元気ですか。まだまだ日中は暑いですね。
リリアン、お上手ですね。ハナちゃんの後頭部が、また可愛い!首輪お似合いです。うちの猫にこんなことしたら、暴れまわって取ろうとしたことでしょう。
グリコのおまけも素敵です!こういうの、欲しい方もいらっしゃるのでは?
おもちゃの歴史って、世界情勢や文化と密接にかかわっていますよね。子供が一時期ミニカーに凝って、たまたま集め出したイギリスのメーカーを調べたら、そこは、元々、ダイカストの工業用金型を製造していて、その傍らおもちゃを売り始めたことが分かりました。最初はウエスタン、次に戦争物、そして、ミニカーへと移行しています。おもちゃの世界がすなわち現実の世界の歴史(の縮図)になっているんです。おもちゃによって、それこそ、論文がいくつも書けることと思います。「川の光2」のおもちゃの登場、楽しみにしています。
それにしても、やっぱり先生のお顔が見たいな~(←すみません、ほんの独り言です(笑))。
  1. 2012/09/12(水) 16:27:34 |
  2. URL |
  3. あき #XcHMMwdw
  4. [ 編集 ]

懐かしい・愛しい

またまた・・・忘れていたパイプの存在。
子供の頃を思い出して、ちょっと涙がでそう。
他にも大好きだったモノがいくつかあるけど、説明するのも大変な代物ばかり。
因みに私が使っていたリリアンは超昭和的な木製でした。
そしてその頃学校で流行っていたのは、カイコの飼育。なぜなんでしょうねー???
  1. 2012/09/14(金) 21:55:47 |
  2. URL |
  3. ペペ #-
  4. [ 編集 ]

昭和のおもちゃ

やっぱりなつかしいですよね。
きくところによると、リリアンは2003年ごろ再評価の動きがあったらしく、
雑誌『クウネル』で「大人のためのリリアン編み」なんて特集も組まれていたようなんですね。
この特集、読んでみたいのですが、バックナンバーが手に入りにくいみたいです。
  1. 2012/09/16(日) 01:34:21 |
  2. URL |
  3. IZUMI #-
  4. [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://kawanohikaridiary.blog.fc2.com/tb.php/147-13a3f361
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

IZUMI

Author:IZUMI
賢くて優しかったハナちゃん
(2003~2013)の思い出に



『川の光2 タミーを救え!』
絶賛発売中!

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

タミー (34)
ハナちゃん (21)
川の光 (48)
日記 (270)
動物の本 (17)
動物の映画 (13)
旅先の動物たち (9)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。