川の光日記

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『川の光2』の見本、初公開!



中央公論新社のUさんが、『川の光2』のカバー色校正と束見本を届けてくれた。
束見本なのでページはまだ真白だが、カバーをかけると外見はほぼ実物通りになる。

IMG_2335b.jpg

帯はこんな感じ。チッチとタータ久しぶりに登場。

IMG_2338b.jpg

広げるとこうなる。武蔵野台地から東京23区を眺める救出チームの図。
スカイツリーと東京タワーがちゃんと見える。

「川の光日記」で川の光ネタを大々的に展開できる日がようやくめぐってきて、
なんというか、感無量である…

発売日は2月25日。3月初めには、読売新聞夕刊での特集記事や、
サイン会なども予定されているので、詳細は追ってお知らせします!

IMG_2307b.jpg

今日はまるで春のような暖かさ。ヒヤシンスとクロッカスも順調に成長を続けている。
タミーも陽だまりで幸せそうに寝そべっている。
この調子で、今年はどうか、いい一年になりますように。

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  1. 2014/01/29(水) 18:02:25|
  2. 川の光
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少年とタミー

4歳の美少年L君が遊びに来た。
L君の体重は16キロで、タミーの半分以下。
家の中をパタパタ走りまわって隅々まで探検し、ソファに寝そべってiPadのゲームに興じ、
「おしり、おしり~♪」と即興で歌うエネルギッシュな姿に、タミーはいたく好奇心を刺激された様子。



しかし最大の関心の的は、彼が自分のおやつに持ってきた、クマの形をしたグミなのだった。

IMG_2281b.jpg

↑L君がおみやげにくれた猫の吸盤つき携帯スタンド。ちょっとハナちゃんに似てる…

今日もまた、夫は「ぼくの脳には、もうスが入ってしまったのかもしれないなあ」などとぼやきながら
朝日新聞の文芸時評を書いている。

【* 鬆(す)とは、本来は均質であるべきものの中にできた空間をいう(ウィキペディアより)】

ところで、発売日まで1か月を切った『川の光2』は、来週、色校正と束見本をいただけるとのこと。
先日、表紙のカラーコピーを見せてもらったのだが、ビス丸がメインの非常にかわいい装丁だった。
入手次第、ご紹介します!





  1. 2014/01/27(月) 10:45:31|
  2. 日記
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井の頭公園の池を見に行く



3年後の開園100周年を控えた井の頭公園が、池の水を浄化するために、
一度すべての水を抜いて清掃、天日干し、ついでに外来種の魚も駆除する大作戦を開始したので見に行ってみた。

水を抜き始めて4,5日目だと思うが、確かに池の底がほとんど露出している。
この池、意外に浅かったんだなあ…

IMG_2252b.jpg

白鳥ボートも泥に乗りあげた状態。ちなみに去年の夏はこんなでした。↓

IMG_0572.jpg

カモやカイツブリはどこかに飛び去り、最後に残った数羽が一生懸命に泥をあさっていた。
魚たちはイケスに移された模様。

IMG_2244b.jpg

なんでも、水を抜き始めたら大量の自転車が現れ、200台以上が引き上げられたとか。
不要になった古自転車を、夜陰に乗じて池に投げ込むのだろうか。今後はやめていただきたいものである…

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散歩にきていたジャッキー君と遊ぶ。ダウンがかっこいい。

IMG_2229b.jpg

帰途、ベビーカーを押すお母さんを見て「初めて折り畳みの乳母車が出現したときは驚いたなあ…」とつぶやく夫。
あと一か月足らずで還暦を迎える彼は、最近よく遠い空を眺めてはこの「初めて○○が出現したときは驚いた」
というパターンのつぶやきをもらす。
サランラップやティッシュペーパーが登場したときも、二層式でない洗濯機が発売されたときも驚愕したそうである。
昭和は遠くなりにけり…

  1. 2014/01/24(金) 18:47:51|
  2. タミー
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本日の球根



毎日じりじりと根と芽を伸ばすヒヤシンスとクロッカス。
タミーの鼻の乾燥を防ぐために買った加湿器が届き、快調に水蒸気を噴出している。
久しぶりに食べた「まめ蔵」のスパイシーな豆カレー。
公園の脇に建つ家の屋根でぐっすり眠っていた大きなトラ猫。

そんなささやかな出来事で少しだけ幸せになれてしまう平穏な日々にとりあえず感謝。

waterloguephoto1.jpg

しつこく水彩風アプリ。どうも元の写真はシンプルにしたほうがいい感じに仕上がるみたいだ。


  1. 2014/01/22(水) 16:13:24|
  2. 日記
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昭和の犬



直木賞を受賞した『昭和の犬』を読んだ。

この作家を読むのは初めてだが、なにしろタイトルがあまりにも魅力的である。
犬飼いとして非常に興味をそそられてアマゾンで検索したら、kindle版が出ていて、ついポチってしまった。
さすがは電子書籍、瞬時にダウンロードされ、iPad miniであっという間に読了。

主人公の柏木イクは昭和33年、滋賀県生まれ。彼女の5歳から49歳までが、8編の連作で綴られていく。
父親は気難しくて家族に厳しく、夫と心が通わない変人の母親も、娘に冷たくあたる。
だがそんな家にも、なぜかいつも犬がいた。
やがて逃げるように家を出て東京の大学に進学したイクだったが、
間借り先の家でも、さまざまに問題を抱えた家族、そして犬を目撃することになる。

カバー写真の犬が、クローズアップでなく引きで捉えられているのと同様に、
小説のなかでも、犬は主役ではなく、遠景にいる脇役だ。
しかし彼らは、うまくいかない家族の隙間を埋める存在であり、
飼い主の葛藤や寂しさや、時代に踊らされる軽薄さを映す鏡でもある。

私は本格的に犬を飼ったのはタミーが初めてで、
この小説の語り手のように、実家で次々と犬を飼っていた記憶もない。
だから昭和30~40年代の田舎の町における犬の飼い方の描写はとても新鮮だった。

「鎖でつないでおくわけでなし、予防注射をするわけでなし、朝と夕に残飯を与え、
犬の名を自分が好きなものに定めて、気が向けばその名を呼ぶ。
それだけで「飼っている」のである。だから、あたりの道を犬がよく歩いていたし、
「飼っている」犬がよく犬捕りに捕まえられたりした」


主人公の家に最初にいた「トン」という犬などは、近所の人たちを噛みまくって問題になるが、
それでも放し飼いのままで、菓子折りを持ってあやまりにいく程度で済んでしまう。
犬がいなくなると飼い主はいちおう残念がるが、すぐに次の犬がやってくる。
そのころの犬はほとんどが雑種。おそらく寿命もあまり長くなかっただろう。

主人公が成長して東京に出てくると、コリー、シェットランドシープドッグ、マルチーズ、ポメラニアンなど、
その時々の流行りの犬たちが登場して、リードでつなぐことが義務づけられ、
犬小屋で外飼い→室内飼いへと進化していく。その対比もおもしろい。

私がいちばん好きだったのは主人公のお父さん。
シベリア抑留で辛酸をなめた経験からか、感情のコントロールができない難儀な人なのだが、
なぜか犬からは即座に信頼され、どんなに凶暴で噛み癖のある犬でも瞬時になだめてしまう。

虚実ないまぜではあるけれど、かなり自伝的と思われるこの作品の核心は、
本当はこのお父さん、サディスティックなお母さん、および主人公がそんな家族関係から受けた
生涯癒えない傷なのではないだろうか。最近流行りの短編連作という形式の縛りがあるため、
その部分はあまり掘り下げずにさらっと軽快にまとめた感があり、ちょっともったいない気もした。
とはいえ、犬を登場させながらセンチメンタリズムに陥らないのはとても好感がもてた。
(最後に出てくる「マロン」という犬をめぐるエピソードでは、つい犬への愛が爆発してしまった感はあるが…)

それにしても、淡々と生きそして死んでいく昭和の犬たちに比べると、タミーのなんと過保護で甘ったれなことか。



(引き続き水彩風アプリにハマり中。いろんなタッチを選べるのだが、これは「イラスト風」)

  1. 2014/01/21(火) 20:41:54|
  2. 動物の本
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すごいアプリ発見

夫が写真を水彩画に変換できるiPhone/iPad用のアプリを見つけて、早速こんな作品を制作した。



imagesuisai1b.jpg

ううむ、これはすごい。

元ネタが写真とは、言われなければわからないのではないだろうか。
waterlogue という名前のアプリで、最近ちょっと話題になっているみたいだ。

  1. 2014/01/19(日) 22:19:29|
  2. 日記
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おとうさんのおでかけ



こんにちは、タミーです。

毎日さむくてきもちがいいね!

きのうから、おとうさんが出かけてしまって、なかなか帰ってこないんだ。

なんでも、キョートっていう町にいって、なつめソーセキについてお話をしてるんだって。
キョートというのは、ぼくがまだいったことがない、日本の西のほうにある町らしいんだよね。

ちなみに、これまでぼくがいったことがあるのは、
やまなかこ、かわぐちこ、にしいず、かるいざわ。
ぼくは富士山の「じゅかい」も歩いたし、「たかおさん」にのぼったこともあるんだよ!

おかあさんにきいたら、キョートっていうのは、
駅が要塞みたいになってて、その前に円盤みたいな塔が建ってて、
かとおもうと古いおてらのなかに仏像がぎっしりつまってて、
「ぶぶづけでもどうだす」といわれてもぜったいにその「ぶぶづけ」を食べちゃいけない、
なんだかすごい町なんだって。

「ぶぶづけ」っておいしいのかなあ。
ぼくだったら、そういわれたらすぐにたべちゃうけどなあ…



  1. 2014/01/17(金) 21:32:23|
  2. 日記
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梅に鳥



寒い日が続くなか、庭の梅が次々と咲いている。
今年もまたなぜか、紅梅から開花していて、白梅はまだつぼみのまま。

IMG_2205b.jpg

梅の香に誘われて、シジュウカラの群れもやってきた。
逃げられずにこういう集合写真を撮れるようになったのは、望遠レンズのおかげ。

夫はこのところ、来月発売の『文学界』に掲載される短編小説、『川の光2』の再校チェック、
『明治の表象空間』の同じく再校チェック、文庫版『青天有月』の後記執筆、
3月から『新潮』で始まる長編連載の準備、明々後日の京都での漱石シンポジウムの準備、
某文学賞の候補作を読むこと、等々で忙しいはず、なのだが、
ほとんどの時間をiPad miniの将棋と、最近買ったパズル本の解読で過ごしている。

時折、コゲラ(←キツツキの一種)のように柱に頭を打ち付けてはつぶやく。
「ぼくの脳って、歳のせいでどんどん鬆(す)が入ってきているのかもしれない…」
あるいは私が外出のためメイクにいそしんでいると、つつつっと接近して珍しげに眺め、感想を述べる。
「ううむ…きみはいま、ひび割れ箇所を補てんして、平滑平面に見せかけたりなどして、
加齢でダメージを受けた肌の修復作業にいそしんでいるわけだね…」

ええい、締切前の自虐ネタと加齢ネタはたいがいにして、さっさと原稿にかからんかい!(怒)

  1. 2014/01/14(火) 22:54:10|
  2. 日記
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ヒヤシンス日記



ふと思い立って、ヒヤシンスの水栽培を始めた。

軽井沢の家の軒下で冷気にたっぷりさらした球根をガラス容器に設置して
水を注いで冷暗所に放置すること数週間。
年末年始のドタバタですっかり存在を忘れていたが、
見たら根が伸びて発芽していたので、日の当たる場所に移動させてやった。
両脇の小さいのはクロッカス(その横のガラスの塔は『川の光』の愛読者にいただいた東京タワーとスカイツリー)。

ここ数日、濃い緑の芽がぐんぐんと勢いよく伸びてきて、
こんな小さな球根のどこにこんなに栄養が詰まっているのかと感心することしきり。

そういえばヒヤシンスってちょっと不思議な響きだけど、由来はなんだろう。
調べてみたら、驚愕の事実が判明した。

ヒヤシンスの語源は、ギリシア神話のヒュアキントス。
彼は美貌の少年として知られるスパルタの王子で、太陽神アポロンと一緒にきゃっきゃとはしゃぎながら
仲良く円盤投げをしていたところ、西風の神ゼピュロスがそれにジェラシーを感じて、
西風の力で円盤の軌道を変えてしまい、円盤が頭に激突したヒュアキントス少年はあっけなく死亡。
そのときに流れ出た大量の血のなかに咲いたのが、ヒヤシンスであった…という。

水仙がギリシャ神話のナルキッソスから来ていたのは知っていたけれど、
ヒヤシンスにも、こんな『マッドマックス2』顔負けの血染めのエピソードがあったとは…。

IMG_2162b.jpg

「ひやしんすって、たべられるの?」
「ううん、食べられないと思うよ」
という会話のあと、急速に関心をなくしたタミーは枝を噛む。
観察している限りでは、ものにぶつかったりすることはなく、左目もまだ見えているみたいだ。


  1. 2014/01/12(日) 19:17:24|
  2. タミー
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このごろのタミー



タミーの左目が白内障になってしまった。

光線の加減によって左目の水晶体が白く濁って見えることに気がついて、
かかりつけの獣医さんに診てもらったら、やはり「白内障ですね」との診断。
手術はできるが、水晶体が人間より堅いので、100%成功させるのはむずかしいらしく、
とりあえず進行を遅らせる点眼薬とサプリメントをもらって帰ってきた。
ただ、どこまで有効かは保証できないそう。
(こういうときに飼い主を安心させるために安請け合いをしないので、私はこの病院を信用している)

まだぱっと見にはわからない程度だし、左目の視力が完全になくなっているわけでもなさそうだ。
でもそういえば最近、ボールをキャッチするのがへたになったなあ~、と思っていたのだ。

放射線治療をしたときから、覚悟はしていたのだけれど。

タミーはおとなしく動物病院の待合室に座り、周りの人たちに愛想をふりまいて、
「いい子ですね~」などと褒められて有頂天になり、
病院の帰りに寄った公園では、いつものように楽しそうに跳ね回っているのだが。

放射線を当てて毛が抜けてしまった場所は、いまはほぼ元通りになっているけれど、
地肌が色素沈着して、そこだけ少しだけ黒っぽくなってしまったタミー。

8歳になってから、陽だまりでうつらうつらしている時間が増えたタミー。

白内障を発症して、ボールを取り損なうことが多くなってきたタミー。

でもなんだか、若くて健康で毛がぴかぴかだったころよりも、なおいっそういとおしくて可愛くてたまらない。

動物病院の先生も言っていた。
「犬は車を運転するわけでもないし、新聞を読むわけでもないから、
たとえ片目が見えなくなっても、そんなに問題はないですよ」

人も犬もだんだん歳をとっていく。

これまで以上に、タミーを一日でも長く幸せにする計画を強化しようと決意。

  1. 2014/01/10(金) 23:03:49|
  2. 日記
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タミー三態



タミーが昏昏と眠っている。
その姿はあたかも、去年今年をつらぬく「棒のごときもの」。
あるいは『失われた時を求めて』で描写されるアルベルチーヌの眠りに匹敵するというべきか。

IMG_2181b.jpg

というかまあ、ただひたすら寝てるだけなんですが…

IMG_2180b.jpg

あまりにも熟睡しているため、犬の開きにして遊んでも起きない。

タミーも人間でいえばもう50代。
だんだん睡眠時間が長く、眠りが深くなっているのは、やっぱり年齢と関係があるのだろうか。






  1. 2014/01/07(火) 22:21:34|
  2. 日記
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東京の空



タミーは東京には空が無いという。

私は驚いて空を見る。

「そうかな~、お正月の東京の空って、空気が澄んでいて、なかなかいいと思うんだけどな~」
「お母さん、浅間山の上の空、あれがほんとうの空なんだよ」
「そのセリフ、どこかで聞いたことがあるなあ…」

しかし車で広大な小金井公園に出かけると、たちまちタミーのご機嫌はなおってしまうのであった。

IMG_2157b.jpg

東京の公園でボール遊びするのも、けっこう楽しいね!

IMG_2153b.jpg

一方、夫と私は、お正月の三が日、録画した「岩合光昭の世界猫歩き」を夢中でむさぼり見ては
画面から猫エキスを吸収し、悶絶したり涙ぐんだりしながら過ごしていた。

時おり「もう猫のいない生活には耐えられない」と衝動的に叫んでいる夫は、
ひそかに里親募集中の子猫をもらってくることを計画しているようなのだが、
私はその猫がタミーとうまくいくのか、軽井沢と吉祥寺を往復する生活になじんでくれるのか、
また何かあったら今度こそ立ち直れないのではないか、など、いろいろ心配である…

  1. 2014/01/03(金) 22:19:21|
  2. 日記
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プロフィール

IZUMI

Author:IZUMI
賢くて優しかったハナちゃん
(2003~2013)の思い出に



『川の光2 タミーを救え!』
絶賛発売中!

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