川の光日記

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野鳥の森



野鳥の森というところに散歩に出かけた。
原生林がそのまま残され、別荘地よりワイルドな雰囲気。

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ムササビも生息していて、、ツアーに参加するとほぼ100%の確率で目撃できるそう。

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ひときわ目立っていたこの植物は、あとで調べたらテンナンショウ(別名マムシグサ)という名前らしい。

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またしてもイガグリを嬉しそうに頬ばるタミー…

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このあたりはツキノワグマのテリトリーでもある。
先日、友人のHさんからもらった熊鈴を、こういうときに限って忘れてきてしまったことに気がつく。
仕方がないので、わたしたちが合唱できる数少ない歌である
チェコ民謡「ストドラパンパ」や「森のくまさん」を歌いながら歩く。

♪ストドラストドラストドラパンパ ストドラパンパ ストドラパンパ

♪花咲く森の道 くまさんに出会った

こんな歌を歌ってて本当にくまさんが出てきたら怖いよねハハハハハ、などと談笑していると、
ふと背後に何かただならぬ気配が…

振り向くとそこには…く、くまさん?

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よく見たら、泥溜まりに顔を突っ込んでドロドロになったタミーだった。

泥まみれになって興奮し、『地獄の黙示録』のウィラード大尉みたいに目をぎらつかせる我が家の愛犬。
名犬への道がまた遠のいたのを感じるのは、こんな一瞬だ…

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その後、湯川に飛び込んで、なんとかこの状態にまで回復。
いまはひたすら花豆ソフトクリームに意識を集中している。

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  1. 2013/09/30(月) 08:19:48|
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連写モード

最近、カメラの「連写モード」に凝っている。

シャッタースピードを自動的に調節して、高速で動くスポーツ選手などをきれいに撮れるように設定されているのだが、
これでタミーを撮影するとなかなかカッコいいのだ。



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♫ズンズンチャチャズンズンチャチャズンズンチャチャ
タンタタタタ~ン♫ (「炎のランナー」のテーマを脳内演奏しながらご鑑賞ください)

エドワード・マイブリッジという動物や人間の連続写真で有名な19世紀の写真家が最初に連続写真を撮ったきっかけは、
「馬が走るときに4本の足がすべて地面から離れる瞬間があるか否か」という賭けをした資産家からの依頼だったとか。
結局「そういう瞬間はある」ことが写真で証明されたのだが、
この連写モードのタミーは、全速力では走っていないせいか、空中浮遊の瞬間は捉えられていない。

そのうちボールをキャッチする瞬間とか、宙に浮いている瞬間をぜひ撮影してみたいものだ。

それにしても我が犬ながら、動物の動きは無駄がなくて美しい。
夫が走る姿では、こんなに優雅にはいかないのではあるまいか。

さて、これから特急で「あまちゃん」の最終回をめぐる架空対談を書かなくては…

追記:
マイブリッジに詳しい夫によると、馬の足が4本とも地面を離れるのは、
馬が伸びきった姿勢ではなく、足が内側にまとまった瞬間なのだそう。
したがって、タミーも3枚目の写真では、かろうじて4本の足が宙に浮いているのではないかとのこと。

そして夫は自らの華麗なる走り姿を披露すべく、
近日中に喜んで連写モードのモデルになってくれるそうである。乞うご期待。




  1. 2013/09/28(土) 10:47:56|
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秋の旧軽銀座



シーズンオフになったことだし、たまには行ってみるか、と旧軽井沢銀座に散歩に出かけた。

夏の間は押し合いへし合いだったメインストリートも、さすがに落ち着いた雰囲気になっている。

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セピア色の写真が飾られた土屋写真館。

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ベルばら風のキラキラしたコスプレ写真を撮ってくれるもう一軒の写真館。

それにしても涼しい、というか寒い。本日の最高気温は17度と発表されているが、
実際は15度くらいではないか、と商店街の人が立ち話をしている。

「なんだか骨が冷えるね…」
「いやいや、軽井沢の冬はこんなものじゃないんだって」
「人も去り気温も下がり、だんだん軽井沢も寂しくなってきたね」
「混み合っていると鬱陶しいけど、人がいなくなるとそれはそれで物足りないという…」
「ところできみ、昨日のブログでまたしてもーー」
「?」
「僕を貶めるような発言をしていたでしょ」
「だって、花や野菜が見分けられないのは事実じゃないの」
「でも似てるじゃない、コスモスと桜草って」
「いや似てないよ! 全然似てないってば!」

八百屋さんの店頭には珍しいきのこが並んでいる。店の人が別荘地で採ってくるのだという。
「実はポルチーニ茸なんかも生えてるんだけど、地味だから時々観光客に踏んづけられちゃうんだよね」とのこと。

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茜屋珈琲館で一服。コーヒーうまし。

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そのころ我が家では。
タミーとハナちゃんが「今日はあのふたり、どこに行ったのかなあ」と秘密会議を開いていたのだった…



  1. 2013/09/26(木) 19:16:43|
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秋の軽井沢



軽井沢のオンシーズンは、どうやら9月の連休までのようだ。
昨日あたりから観光客の数がぐっと減り、星野エリアの駐車場も無料になった。
千ヶ滝の別荘地は閑散として「今年はこれで終わり」というムードが漂っている。
ご近所でタミーをかわいがってくれた一家も帰ってしまった。

そんななか、我々はもしかしたら、ここで冬を越すことになるかもしれない。
実は、吉祥寺の家の隣地がいきなり更地になり、低層マンションを建てる工事が始まったのだ。
私たちのように引きこもって家で仕事をしている人間には、
朝から晩まで鉄筋コンクリートの基礎工事の騒音が続くのは辛い。
タミーの健康にも、ハナちゃんの心の安定にも、静かな軽井沢のほうがいいに決まっている。

しかし問題は「とにかく尋常ではない」と現地の人が口をそろえる寒さである。
昨日訪れたレストランの店員さん(レナード・ニモイ=初代Mr.スポック似)によると、
酷寒期には最高気温(最低気温ではない)がマイナス2度という状態になるという。
とくに1月中旬から2月末までは、本当に骨身にこたえる寒さらしい。
異常な寒がりで「骨が冷える…」が口癖の夫(来年の3月で還暦)は果たして耐えられるのか。

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川の水もかなり冷たくなってきたのに、タミー(間違いなく我が家で寒さに一番強い)は相変わらず
水を見れば飛び込まずにはいられないのだった。

ところで、上のコスモスの写真を見て夫がなんと言ったかというと。
「わあ、きれいな桜草だね!」
彼は園芸種の花や野菜の名前を驚くほど知らないので、
時々絶句してしまうことがある(昔はほうれん草と小松菜も区別できなかった…)

  1. 2013/09/25(水) 22:33:58|
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テレビドラマを見る

これまでの人生、テレビドラマというものにあまり縁がなかった。
「ゲゲゲの女房」も「カーネーション」も「家政婦のミタ」も、
人気があって評価が高いことを情報として知ってはいたが、結局一話も見ていない。

なのに今年はなぜか「あまちゃん」と「半沢直樹」をばっちりチェックしている。
近くに映画館やレンタルDVD店がなくてコンテンツ不足に陥っているせいなのか。
それとも大衆文化とサブカルチャーの磁場で密かな地殻変動が起きているのが原因か(←書いている本人にもやや意味不明)。

「半沢直樹」の最終回もテレビの前に陣取り、手に汗握って視聴してしまった。
半沢と大和田常務の最終決戦はまるで『スキャナーズ』みたいで興奮した。

「世間で話題の二大ドラマを両方とも熱心に見てるなんて…きみって大衆の原像そのものだね~」と夫。

しかし…上から目線でそんな批判をしているあんさんも…
ちゃっかり一緒に視聴しとるやないかい!(怒)

ご指名いただいた理由はまったく謎なのだが、
“夫婦で「あまちゃん」の最終回を見て感想を語り合う”というお仕事の依頼までいただいてしまった。

このままだと、軽井沢ゾンビ状態からしばらく回復できないかもしれない。


わんわん銀行のタミー常務取締役(一見人当たりはいいが、実は行内の敵対派閥を潰すべく画策中)

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にゃんにゃん金融庁のハナ次官(趣味は聴聞会と、ソファを使った爪研ぎ)

  1. 2013/09/23(月) 00:36:51|
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タミーの新しい趣味



先日の台風で、いつもの散歩ルートには大量の枝や葉が落ちている。
時には根元から倒れた木の太い幹が道を塞いでいることもある。

そんななか、タミーが発見した新しい興味の対象がこれ↓。

IMG_1064b.jpg

そう、イガグリだ…。

トゲが全方位に突き出していて、ちょっと触っただけでチクチク肌を刺激するこの物体を、
タミーは物珍しい新種のボールのようなものと理解しているようで、
喜び勇んで口いっぱいに頬張り、自慢気に見せびらかし、
くわえて歩くのに飽きるとバリバリ噛み砕いて中身を出して遊んでいる。

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最初はびっくりして「やめて! お願いだからやめてぇ~!」と制止していたが、
口の中を点検してみると、トゲが刺さって傷ができている様子もなく、
気がつくとまた新しいイガグリを見つけてきてはくわえている。

タミーはひょっとして無痛覚なのだろうか?
それとも犬の口蓋というのは丈夫にできていて、これくらいのトゲは平気なのか?
もしかして犬たちはみんなイガグリ愛好家?
謎は深まるばかりだ。
愛犬がイガグリ好きという方がいたら、ぜひ教えて下さい。

最近は「あまちゃん」を見るたびに、タミーなら北三陸で海女になって
海に潜ってウニをくわえて帰ってこられるんじゃないかと妄想してしまう…。






  1. 2013/09/20(金) 22:40:28|
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クマについていろいろ学ぶ




毎日のように「クマ出没!危険!」と注意書きが掲げられたこんな道↑に
分け入って大胆にも散歩している私たちにとって、クマはとても気になる存在である。

買わなきゃ買わなきゃと思いながらまだクマよけの鈴もゲットしていないし、
実際に出くわしたらどうすればいいのだろう?

そんな不安を抱えながらふと雑誌「ユリイカ」の最新号を見たら、なんと特集が「クマ」。

中沢新一や酒井駒子のインタビュー、池内紀のエッセイ、
文学や神話のなかのクマからシュタイフのぬいぐるみの歴史、クマ絵本カタログまで、
盛りだくさんの内容で、ざっと目を通しただけだが、クマに関する知識が俄然増えた。

以下、印象に残った事項をアトランダムにメモ。

●クマに遭遇したときは、死んだふりをして仰向けになるのは危険。以下のどちらかの方法を選ぶ。
A うつ伏せになってリュックなどで首の後ろをガードし、息を吹きかけられたりしても我慢してそのまま耐える。
B クマと目をしっかり合わせながら後ずさりし、ある程度の距離がとれたら走って逃げる。

●クマは「ウーッ」と唸るようなことはめったになく、
いつもは唇を開け閉じしながら「クマッ、クマッ」という声を出す。
これが語源になったという説もある。

●クマは4ヶ月間冬眠する。その間、何も食べずほとんど排泄もしない。
雌クマはその穴で300gくらいの小さな赤ちゃんを二頭産む。

●「うれいなくたのしく生きよ娘たち熊銀行に鮭をあずけて」という歌がある。

●シュタイフの創業者は一歳半のときに病気で体が麻痺し、友達と外で遊べなかった。
そこから家のなかで一人で遊ぶ相手としてのクマのぬいぐるみが誕生した。

ううむ、勉強になるなあ。

しかしユリイカといえばサブカル系のマニアックな特集で知られる雑誌。
このある意味、究極的にコアな特集には意表を突かれた…。





  1. 2013/09/17(火) 22:09:31|
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元気の出る闘病映画



また東京に帰ってきている。
軽井沢ではゾンビ化しているくせに、帰ってきたとたん「東京で見たいものリスト」をさくさく作成し、
滞在期間中にそれを消化するためのスケジュール作りに邁進してしまう情報魔の私…。

今回も昼は展覧会と映画、夜は会食、深夜にTSUTAYAで漁ってきた新作DVDを消化する
という超過密スケジュールのなか(軽井沢にもレンタルDVD店はあるが、家から車で20分…)
昨晩DVDで見た映画のことが、いまも頭から離れないでいる。

映画のタイトルは『私たちの宣戦布告』。

物語はいたってシンプル。出会った瞬間にぴんとくるものを感じて恋におち、
一緒に暮らし始めた男と女の間に子供が生まれる。
ところが、子供の様子がなんだかおかしい。ミルクをすぐに吐き出してしまうし、
1歳半になってもちゃんと立てない。よく見ると顔面が非対称。
CTスキャンとMRI検査の結果、脳に腫瘍があることがわかって緊急手術をすることに。
手術は成功したものの、脳幹に浸透していた腫瘍は取りきれず、かつ悪性だと判明する…。

つまり、子供の難病もの。そしてこれは監督で主演のヴァレリー・ドンゼッリと、
彼女と実際にパートナーだった主演男優ジェレミー・エルカイムとの実体験なのだという。

こう説明すると、なんだかとてもシリアスで重い映画のように思えるかもしれないが、
映画の印象は驚くほど軽やかで、疾走感にあふれている。
たとえば、子供の腫瘍が判明する病院の場面。
凡庸な映画なら、病状を宣告する医師とそれを聞く母親のクローズアップを交互に切り返し、
ショックを受けて泣き崩れる母親の表情をじっくり映し出す…という演出になるところだが、
この作品では、宣告を受けた母親はいきなり病院の廊下を走り出し、カメラも一緒に走る。
走って走って、ついに力尽きて倒れるまでがワンショットで捉えられる。この間、愁嘆場はいっさいさし。

さらに、子供の闘病を支える生活を始めたふたりは、病院通いの合間も自分たちの楽しみは捨てない。
友人のホームパーティに出かけて騒いだり、バイクのふたり乗りで遊園地に遊びに行ったり。
腫瘍が悪性だとわかったときも、子供を連れて病院を抜け出し、海を見に行く。
まことにフランス人は、生きることの達人である。

5年間の闘病を経て子供の腫瘍は寛解し、3人はまた海を見に行く。
(成長した子供はなんとふたりの実際の子供が演じている!)
この間、いろいろあってふたりは別れてしまったけれど、いまも別の強い絆で結ばれていることが、
最後にさりげなくナレーションで告げられる。

音楽や編集のセンスとか、ヌーヴェルヴァーグの影響とか(ヴィヴァルディの使い方などはトリュフォーみたいだし、
ジャック・ドゥミみたいなミュージカル場面まである)映画的にも見どころ満載なのだが、
私はとにかく、扱われている事柄が、とても他人事に思えなかった。
何もわからず不安そうにしている子供を医師に託して、検査の結果をただ待つしかない、
あの胸を締め付けられるような感じ。
最悪の結果を告げられてからの、時間の感覚の歪み。
そして、人間いつまでも落ち込んでいられないし、落ち込んでいてはいけない、という達観。

愛する誰かが病気になってしまった経験をもつ人には必ず響くと思うが、
そうでない人にも、とても面白い映画だと思う。おすすめ。

ああ、軽井沢でタミーはどうしているかな…

  1. 2013/09/15(日) 21:41:33|
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名犬小説を読む



今日もタミーは泳ぎに泳ぐ。泳ぐときはなぜかとても神妙な顔つきになる。
おそらくいつものアハ顔で口を開けたまま泳ぐと、水を飲んでしまうのだろう。

朝の散歩、というか水泳が済んで帰ってきても、なかなか家に入ろうとしない。
しばらく庭でボールを追いかけたり寝転がったりして楽しんでいる。
やっと入ってきたと思ったら、ご飯をガツガツと食べ、死んだように寝てしまう。

犬が寝ると、ようやく人間の自由時間。
最近私は『エドガー・ソーテル物語』という分厚い小説を延々と読み続けている。
翻訳の3分の1の値段という理由で原書(ペーパーバッグ)を買ってしまったために
なんとなく読み始めるのがおっくうで、ずっと書棚に積んであったのだが、
読み始めてみるとこれが実に面白い。
なにしろ、主人公の家族は犬のブリーダー。
当然のことながら犬が山ほど登場し、子犬をトレーニングする様子や
家族が飼っている犬の名犬ぶりが詳細に描写される。
犬好きにはなんともたまらない小説なのである。

とくに、家族を見守るアマンディーヌという素敵な名前の雌犬がすばらしい。
たとえば、主人公の父親が亡くなったあとのこんな文章。

アマンディーヌにはわかっていた。彼はどこかに行ってしまったのだ。
だが彼の気配はまだ家の巾木に残っていた。
時々、彼の足の下で床が鳴る音が聞こえた。
そんなとき彼女は立ち上がって、台所や浴室や寝室を探して回った。
いつものように彼の手に自分の衿毛を押し付け、体を彼の太腿の上に滑らせ、
服の生地を通して彼の体のぬくもりを感じようとして。


この前後数ページは涙なしには読めない。
読み終えたら感想文を書いてみようと思うのだが、それにしてもこの名犬ぶり。
我が家の八方美人な甘ったれ犬となぜこうも違うのか。

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↑ボールを取り上げられるのを恐れ、つねに口のなかに携帯しているため余計にアハ顔に。




  1. 2013/09/12(木) 22:35:33|
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きのこ撮影会

裏庭を探検していたら、きのこが大量発生していて驚いた。
早速、撮影会を敢行。



こ~んなやつとか

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こ~んなひとたち。

信州人にはきのこなど珍しくもなんともないのかもしれないけれど、
東京生まれ東京育ちの私は、自分の家の庭に
こんな立派なやつらがすくすくと育っているだけでしみじみとうれしい。

とはいえ、にんにくとベーコンと一緒にソテーにしたら美味しそう…なんて素人考えを
実行に移したら、痙攣して苦しみながら死んでいくことになるかもしれない。
2番めの、なめこが巨大化したやつなんて結構うまそうに見えるのだが…

ふと何かの気配を感じて振り向くと、そこには撮影会の様子を見に来たついでに、
ひとりで気持ちよくなって、すっかり出来上がってしまった犬が…

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そしてそんな犬を少し呆れた様子で見つめる猫も…

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ハナちゃんは軽井沢に連れて来られて大騒ぎしていたくせに、
こっちに来てから少し太って毛艶もよくなったともっぱらの評判。

  1. 2013/09/10(火) 20:50:08|
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お父さん劇場



夫が4畳半の書斎で机に向かっている。

この和室は和紙のロールスクリーンで居間から仕切る形になっていて、
天井にダウンライトがあるため、まるでスポット照明が当てられ
幕が上がったり降りたりする舞台のように見える。
「お父さん劇場」と私は名付けている。

戯曲のト書きふうに描写するとこんな感じ。

第一幕第一場

狭い和室。
男がひとり、客席に背を向けて机に向かっている。
下手から猫登場。ノートブックPCの上に乗って丸くなる。
男は伸びをしておもむろに寝転び、iPad miniで将棋を始める。

男(独白のような調子で)「あ~、猫が来たから仕事ができなくなっちゃったなあ」

上手からハリセンを手にした女登場。

女(有無を言わせぬ調子で)「さっさと猫をどかして仕事せんかい!

ようやく『明治の表象空間』を脱稿したので、夫は畢生の大作の準備を始める傍ら
『川の光2』の仕上げに着手したらしいのだが、お父さん劇場を観察していると、
新聞連載のスクラップを読み返しては涙ぐんだり、猫と犬の間に埋もれて昼寝をしたりで
あまり仕事がはかどっていない様子…

まあ夫は助走が長いのだが、時が来れば飛翔するタイプ。
そのうち飛び立つ日がやってくるはずだと信じたい。

IMG_1000b.jpg
↑これは全然関係ないが、最近我が家に時々出没するしゅっとしたクモ。「フリーダ」と命名。
  1. 2013/09/07(土) 23:35:46|
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泳ぎまくる犬

タミーは信州に来てから毎日泳ぎまくっている。



マイナスイオンを浴びながら瞑想する夫をよそに、滝壺でルンルンとボール遊び。

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池で犬泳ぎ。誰に教わったわけでもないのに犬泳ぎができるから不思議である。

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川を遡行。こういう場所に分け入るので、散歩にはゴム長が必需品。

一緒に歩いているうちに私まで、どこかから水音が聞こえないか、
手頃な小川や池はないかと、犬の気持ちになって探すようになってしまった。

ロージャー・ディーキンというイギリスの奇人(といっていいと思う)が書いた
『Waterlog』という本がある(邦訳『イギリスを泳ぎまくる』)。
これは「それが川であれ海であれ、池であれ運河であれ、
視界に入った水の広がりにはとにかく入って泳ぐ」というルールで
イギリス全土を旅して回る、かなり変てこな旅行記で、
変てこな旅行記に目がない私はわくわくしながら読んだのだが、
水を見たら飛び込まずにはいられないタミーは、
このエキセントリックな作者にかなり近いものがあると思う。

しかし、こうして遊びまくるため、散歩のたびに犬についたゴミをとり、
洗って乾かすのがひと苦労…



↑ゴールデンレトリバーに最も近い人間が書いた「泳ぐイギリス紀行」。

  1. 2013/09/04(水) 19:24:45|
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信州の謎



一ヶ月ほど長野県の片隅で暮らしてみて、いろいろな発見があった。

まず、「長野」という呼称は、厳密にいうと長野盆地にしか当てはまらず、
それ以外の地域の人に対しては「信州」と呼ばないと、遠い目をされることを学んだ。

要するに、長野という県はかなり広い範囲をカバーしていて、東西南北でかなり地域差があるのだ。
そしてこの多様なる長野県は、なんと日本一の長寿県でもあるらしい。
それは暮らしているとなんとなく実感できる。
なにしろ空気も食べ物もおいしくて、高原で気候が爽やか。
地元の新聞の記事やローカルニュースも文化的で和むものが多い。

私たちはいまのところ、いわゆる「軽井沢」のイメージが強い旧軽井沢方面にはほとんど足を向けず、
もっぱら地元の中軽井沢(昔風にいうと「沓掛」)と、さらに西の追分や佐久を探索しているのだが、
このあたりは、なぜこんなところに?という場所に、いきなりすごい店がある。
畑と草原のどまんなかに、ドイツ仕込みのマニアックなハム・ソーセージ店があったり、
「シマムラ」とか「峠の茶屋」的なチェーン店が並ぶ街道筋に突然、
超モダンな内装のエッジーなパン屋さんが出現したり。

なかでも驚いたのが、我が家のすぐ近所にある「しかけ絵本専門店」。
店名は「アーネスト・ニスター」といって、これは絵本に詳しい人ならすぐにぴんとくる
19世紀イギリスのしかけ絵本(私は「飛び出す絵本」と認識していた)の大家の名前であるらしい。
この本屋、東京の代官山あたりにあるのならわかるのだが、
ロケーションは人里離れた別荘地、というか森の真ん中。
いったい顧客はどんな人達なのだろうか。
営業は8月~9月中旬、営業時間も短くて月・火・水が休みなので
よく前を通りかかるのにまだちゃんと訪れたことがない。
なんとか閉店してしまう前に一度店内を見てみたいと思っている。

IMG_0736b.jpg
↑謎めいた森の絵本店。

さらに信州でユニークなのは方言。
最近、購読している「信濃毎日新聞」に「残したい方言」というコラムを見つけた。
そこで紹介されていたのが「タークラター」という言葉。
意味は「いいかげんな人」。ほぼ全県で用いられているという。
語源はジャコウジカに似た「田蔵田」という生き物で、
「せっかく捕まえても価値がない」ことから来ているのだそうである。
いったいどんな動物かわからないが、ジャコウジカではないので麝香も取れず、
煮ても焼いてもまずいに違いない。

ううむ、まさに私のためにあるような言葉ではないか、と嬉しくなり、
これからも一介のタークラターとして肩の力を抜いて生きていく決意を新たにした次第。

さらに興味をもって調べてみたら、信州を代表する方言は「ズク」だった。
「やる気」「精気」など人間にみなぎるポジティブなエネルギーを指す言葉で、
他県にも「ズクナシ」などのマイナス表現は存在するが、信州では単独で良い意味で用いられるのが特徴。

そして信州では「ごちそうさま」の代わりに「いただきました」
「さようなら」の代わりに「おやすみなさい」が使われるのだとか。
微妙なずれ加減がちょっとシュールだ…。

9月に入って秋めいた快適な気候になってきたので、
フィールドワークでさらに信州の謎を探求していきたい。





  1. 2013/09/02(月) 20:35:21|
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プロフィール

IZUMI

Author:IZUMI
賢くて優しかったハナちゃん
(2003~2013)の思い出に



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