川の光日記

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軽井沢狂想曲



一時は「もう駄目だ…」と思ったが、なんとか軽井沢にたどり着いた。

昨日は、車のエンジン問題を解決するため、朝一番でディーラーさんに連絡。
30分後に駆けつけてくれ、結局、バッテリーを交換すればなんとかなることが判明。
夫はあわててオートバックスへ。その間、私は猫のケージと体重38キロの犬のスペースを確保しながら
どれだけ荷物を車に積み込めるかという難題に取り組む。

午後4時半、だんどり表の順番を若干入れ替え、まず犬を積み込み、
続いて猫を捕獲し、ケージごと車へ。
ハナちゃんはケージに入れられても最初はきょとんとしていたが、
車に積み込まれたとたんに悲鳴を上げ始める。
戸締まりを終え、駐車場のチェーンも固定して、5時5分、出発。

ハナちゃんは最初の一時間は絶叫し、その後はさすがに疲れたのか、
恨みをこめたしわがれ声で低く抗議し続けていた。
一方、車に乗って出かけるのが大好きなタミーは興奮してハアハアいい通し。
叫ぶ猫とあえぐ犬を乗せて、2時間半後、ようやく軽井沢到着。

ハナちゃん落ち着かせるため一番狭い部屋に監禁し、なんとか最低限の生活基盤を整える。
この間、タミーの興奮は募るばかり。
夕暮れのなか家の周囲を飛び回り、「いいね!いいね!」と満面の笑みを浮かべている。
一方、監禁部屋から出たハナちゃんはあからさまな不信を滲ませ、低いうなり声を上げながら、
家中を点検してまわっている。

夜も更け、ハナちゃんが落ち着きを取り戻して猫缶を一缶平らげたので、
おそるおそるテラスに出してみる。
脱兎のごとく逃走する気配もなく、デッキに寝そべってくつろいでいるので、
疲労が極限に達した我々も、仮の寝床(ベッドがまだ届かないのでソファベッド)で就寝。爆睡。

一夜明けて撮影したのが上の写真。
玄関を開けて目の前に広がるのがこの光景、というのはやっぱり気分がいい。

ところが。
ハナちゃんがいない。
明け方に勝手に網戸を開けて出て行ったらしい。
昨晩は一時、一緒に寝ていたはずなのだが…。

家の整備や片付けに追われているうちにいつのまにかお昼時に。
それでもハナちゃんは帰ってこない。

「こんな田舎に住めるもんですか」と憤懣やる方なく家出したのか。
それとも家の周囲を調べているうちに迷子になってしまったのか。
夕刻になるころには、夫と私の心には暗雲が立ちこめていた。

夫がどんよりした表情で「かわいそうなことをしたなあ…」と過去形で語り始め
私が「迷い猫探してます」のチラシ印刷用のプリンタや
軽井沢の保健所や役場の連絡先を調べ始めたころ、
窓の外で「ニャ」という声が。

「ハナちゃん!」「ハナちゃん!」と人間たちが涙まじりに叫ぶなか
ハナちゃんはしぶしぶ家に入ってドライフードとなまりをガツガツ食べ、
部屋から部屋へ移動して不満そうにあちこち調べてまわり、
また何事もなかったかのようにデッキでくつろぐのであった…。

IMG_0672b.jpg

早くも前途多難の軽井沢暮らし。
しかし、ここがハナちゃんとの今生の別れの場にならなくてよかった…。

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  1. 2013/07/31(水) 22:13:44|
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緊急事態発生


↑これは本日の緊急事態とはまったく関係なく、中央公園で出来上がってしまったタミー。

いや~疲れた。

昨日は、車に荷物を詰め込めるだけ詰め込んで、
家の引き渡し作業立ち合いのため軽井沢へ出かけた。
カメラを持参するのを忘れるほど、当日朝までバタバタしていた。
行きは軽井沢駅周辺の混雑を警戒して佐久経由のルートを取ったのが功を奏したのか、
東京から2時間半ちょうどで現場に到着。家がいつのまにか竣工しているので驚愕する。

鍵を受け取り、もろもろの注意事項、電気、ガス、水道関係のレクチャーを受ける。
軽井沢はなにしろ寒冷地であるから、とくに水道関係が難しい。
冬場は「水抜き」という作業をしないと水道管が破裂し、あちこちで不具合が起きる。
初心者がやってできないことはないが、できれば最初は業者に依頼するのが無難、とのこと。
水の処理は浄化槽なので、浄化槽で働くバクテリアたちを殺してしまう漂白剤などの強い化学薬品はNG。
まあこれは、重曹やクエン酸を使うナチュラル・クリーニングに挑戦するいい機会かもしれない。

引き渡し作業後、運んできた大荷物をほどき、大物家電の配達を受け取り、気が付くともう4時半。
あわてて帰路につくが、大渋滞に巻き込まれる。
車中からいつもタミーをお願いしているペットシッターさんに連絡し、散歩をお願いすることに。
何やかやで、家に戻ったのは10時すぎ。疲労困憊。

そして一夜明けた本日は、明日のXデーに備えてもろもろの雑事をこなして平和に眠りにつく日、
のはずだったのだが…

なんと夜、夫がタミーを乗せて散歩に出ようとすると、車のエンジンがかからない。原因は不明。
しかしよりにもよって、Xデー前日に故障とは…。
明日ディーラーさんに連絡して来てもらう予定だが、このまま何週間も修理なんてことになったら大変だ。

夫は緊急事態に打ちのめされ「ぼく、もう寝る…」と呟いて、すでに爆睡中。

さて、明日はいったいどうなるのか? 
我々はだんどり表に従ってきちんと行動できるのだろうか?
これこそ究極のサスペンスである。

  1. 2013/07/29(月) 23:32:23|
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だんどり命

いよいよ軽井沢への引っ越しが迫ってきた。
28日に家の引き渡し&第一回の荷物運搬。
30日には動物たちと残りの荷物を車に積み込んで大移動。
夏の間も東京に何やかやと用事はあるので、吉祥寺の家にも交替で帰ってくるけれど、
とりあえず10月末までは軽井沢を根拠地に生活してみるつもりなのである。



そんな切迫した状況のなか、夫が一生懸命に作成したのが、このちょっとかわいい「だんどり表」。

肝になるのはやはり③のプロセスだろうが、
⑥のあたりにも、サスペンス映画顔負けの緊張感が漂っているような気がする。
私はこの一連の作業を無駄なくスムースに行えるのだろうか。

しかし、我々は「だんどり表」を冷蔵庫に掲げるとなんだか安心して、
「気晴らしも必要だ」という点で意見の一致を見、引っ越し作業を中断し、
近所の映画館に『風立ちぬ』を見に行き、夫婦でぼろ泣きしてしまったのであった…。

私は70歳を過ぎた巨匠が中学生のような素直さで好きなものをひたむきに追求するさまに感動。
夫は戦闘機や計算尺やシベリア(カステラに羊羹を挟んだあのお菓子)がツボだったようだ。
帰り道には『紫電改のタカ』というちばてつやの戦闘機漫画について熱く語っていた。
(ちなみに私は時々「シベリア」を「アラスカ」と言ってしまうので夫に呆れられる)

さて、引っ越し作業を再開せねば…(ため息)





  1. 2013/07/25(木) 21:47:46|
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『明治の表象空間』ついに脱稿



夫が『明治の表象空間』を本日ついに脱稿。午後、担当編集者さんがデータを受け取りにいらしたのだが、
その前に「ぼくの8年間の努力の結晶を写真に撮っておくように」と言われて撮影したのが↑この写真。
(いつのまにか「おれ」から「ぼく」にあっけなく戻っているのであった…)

そう、この全長10cmほどのUSBメモリのなかに、夫の血と汗と涙と愚痴と
何百回もの締め切り前の「生まれてこなければよかった」が詰まっているのだ。
あまりにも小さくて、まるでヒッチコック映画の“マクガフィン”みたいにしか見えないのだが。

私たちが感慨にふけりながらUSBメモリをじんわり眺めていると、窓からするりと家のなかに入ってきた黒い影。
鼻にしゅっとした白い線…おや、ハクビシンだろうか? 
するとその謎の動物は卓上に飛び乗ってUSBメモリをさっと口にくわえ、脱兎のごとく反対側の窓から逃走。
それは波乱に満ちた追跡劇の始まりだった…

…なんてことは結局起きずに、メモリは無事、編集者さんの手に。
さて、次はそろそろ『川の光2』の単行本化計画が始動?

 
  1. 2013/07/22(月) 23:38:17|
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Xデー迫る



さて、いよいよ軽井沢への移住が迫ってきた。

人間たちがあたふたするのを横目に、ハナちゃんはXデーがやってくるなどとは露知らず、
風の通り道に身を横たえてクールに昼寝をしている。

その脳裏を去来する、とりとめのない想念の数々。

そういえば、明日は参院選の投票日ね…。
今回は、私は出馬を見合わせたけど、
投票前から週刊誌が「自民圧勝」なんて大騒ぎしているのを見ると、
なんとなく面白くない気分にはなるわね。
死に票になってもいいから投票してこようかしら。
猫が投票したらきっと「ちょっといいニュース」みたいな扱いでNHKの地方ニュースで紹介されるわね。
それにしても「猫が出馬」って、なんだか表現として落ち着かない感じ。
でも「出猫」っていうのも無理があるし…
ところで、久しぶりに「Zeppin かつお仕立て/干したホタテを添えて」が食べたいわねえ…

しかし、このお方を待ち受けているのは、近日中に捕獲され、
ケージに入れられ運搬されるという、非常に屈辱的な運命なのであった。

ご近所の犬友達は、以前、猫も飼っていて、実家がある金沢まで車で猫を連れ帰った経験があるのだが、
猫は金沢までの6時間、ずっと絶叫し続けていたそうだ。

ハナちゃんを軽井沢まで運んだはいいが、別荘族のブランド猫にいじめられたりしないだろうか。
血統書つきのペルシャ猫に「あらあなた、ご出身は?」なんて問いただされたら
ハナちゃんは非常に肩身が狭い。
なにしろこのひとはバリバリのストリート育ち。
保護されて「里親ネット」に登録されていたのが縁で、我が家の一員になったいきさつがある。

まあハナちゃんはフーコーやアガンベンで理論武装しているから、
深窓のセレブ猫にも充分対抗できるだろうが…






  1. 2013/07/20(土) 22:22:45|
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タミー復活

昨日から急に気温と湿度が下がり、人も犬も安堵のため息をもらす。
いやあ真面目な話、一時は本当に死ぬかと思った…。
実際、都内だけですでに40人を超す死者が出ているらしい。

ありがたいことに、タミーはだいぶ元気になって、食欲も復活してきたので、
連れだって夕方の散歩に繰り出すことに。

IMG_0637b.jpg

ここは武蔵野中央公園。
大昔は飛行場だったという広大なスペースに芝生が植わっている夢のように快適な公園だ。
左半分がスパッと切り落とされた半月が天空に浮かんでいる。



涼しい風が吹き抜けて、気温はすでに25度を下回っている感じ。
あまりの気持ちのよさに、思わずごろりと寝転がるタミーと夫。

彼はこの5年間ほど、この公園をタミーと散歩するときはいつも、中江兆民とか福沢諭吉とか幸田露伴とか
『明治の表象空間』に登場する明治の偉人たちについて考え続けてきたために、
本がもうすぐ仕上がって来週には担当編集者に渡すと思うと、感慨深いものがあるそうである。
私も「システムって、何なのかなあ?」とか「徳富蘇峰は、一体何を考えていたんだろう?」とか
返答に窮する質問を唐突にされることがなくなると思うと、非常に感慨深い。

ああ、このまま夏を飛び越して秋になってくれないだろうか。それがタミーと夏に弱い私の切なる願い。




  1. 2013/07/16(火) 22:41:12|
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夏ばてタミー

館山 045a

↑御蔵出し写真シリーズ。6年前、館山の海岸で波打ち際を走るタミー。
大好きなハイバウンドボールを嬉しそうに口にくわえている。

前例のない灼熱地獄が東京を襲っている。
この異常気象のせいで、タミーは夏ばて気味。食欲も減退している。
これまではどんなに暑くても、食事を残したことなんてなかったのに。

暑さに加えて、この一週間ほど、大気が不安定で、人間の耳にはほとんど聞こえないような
遠雷が間歇的に鳴っていて、それもストレスになっているようだ。

もう若くない療養中の犬には、ほんとうにつらい夏…。

強力ブラシ「ファーミネーター」で無駄毛を徹底的に取り、クーラーがきいた部屋に入れ、
散歩は早朝と夜に行き、タオルにくるんだ冷却材で首の後ろや足の付け根を冷やし、
とありとあらゆる手段で涼しく過ごせるよう工夫しても、暑さはじわじわと忍び寄ってくる。

軽井沢へ行けるのは2週間後。
がんばれタミー!



  1. 2013/07/14(日) 00:14:44|
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新しい詩集



夫の新しい詩集『afterward』がひっそりと刊行されているので、ちょっと宣伝。

ここに収められた詩は、1997年5月から2011年3月までに書かれ、
主に朝吹亮二さん、川上弘美さんと編んでいた同人誌『水火』に発表されたもの。
他の掲載詩は朝日新聞、文藝春秋、現代詩手帳など。

第一部と第二部に分かれているのだが、第一部に集められた英文タイトルの15編には
ほぼすべての詩篇に犬が登場し、読んでいると自分も犬と散歩しているような気持ちになる。

たとえばこんな感じ。

いきものはほんのささいな理由で死んでいく
きみも きみの犬もおなじだ
流木のかけらをほうると
犬がそれを追って水のなかに駆けこんでゆく
生のよろこびは(くるしみも)
ありふれたもののなかにしかない だから
えらばなければならないなら
もっとも単純なものをとれ と
きみはじぶんにいいきかせる  (anything)

詩集のタイトルになった「afterward」は、3.11の直後に朝日新聞のために書いた一編。

現代詩はいま書店ではやや冷遇されがちなジャンルなので、
もしかしたら書店では手に入りにくいかもしれないけれど、ぜひ!

思潮社のホームページより購入可能。
http://www.shichosha.co.jp/newrelease/item_949.html

IMG_0616b.jpg

あたいはこの理不尽な猛暑にすっかり参っちゃってるところ。(主語が変わると急にやさぐれ感が…)
ハナちゃんもできるだけ体を伸ばすことで体熱の放射を図ってます。
  1. 2013/07/09(火) 21:03:38|
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最近のお仕事など

いきなり襲ってきた猛暑のなか、某誌の「ヒッチコック特集」なる企画を特急で制作するお仕事をいただき、
一週間ほど常日頃の私らしからぬ忙しさで、更新も間遠になってしまった。
この特集には、ヒッチコック通である夫もコメンテーターとして登場し、
巻頭の「コントリビューター」というコラム(その号で活躍したスタッフ紹介ページ)にも
近況を写真入りで紹介していただくことになっている。

どうせ公表される写真だからブログに載せてもOKと許可が下りたので、ここに掲載。



なんだか実物よりカッコよく撮れてるような気が…(昔のバカチョンデジタルカメラで私が少し前に撮影したもの)

そんなわけで、7月28日発売のVOGUE9月号を見ていただくと、
一部夫婦合作のヒッチコック特集と、この「作家と愛犬の休日」ダバダ~♪みたいな写真が掲載されている…はず。
よかったら立ち読みでもしてやってください。

で、私がスピルバーグやデヴィッド・フィンチャーにおけるヒッチコックの影響や、
『裏窓』でグレース・ケリーが演じた美女の職業、ティッピ・ヘドレンのセクハラ告発問題などに頭を悩ませている間、
夫はいつまでも終わらない『明治の表象空間』の註に取り組みつつ、駒場に出かけて
眼鏡の金属フレームをキラリと光らせながら博士論文に鋭くコメントしたりなどしていたわけだが、
そんな彼がつつつっとやってきて言うには

「あのね、ぼく考えたんだけどね」
「?」
「ぼく、これからは自分のこと『おれ』って言ってみようかと思うんだ」
「いったい何があったの? どんな心境の変化が?」
「いや、『ユリイカ』の“やなせたかしとアンパンマン”特集を読んでたら、94歳のやなせたかしがずっと『おれ』って言ってて、
なんだかカッコいいな~って思って」
「……」
「それでね、きみのことは『おまえ』って呼ぶことにしたからそのつもりで」

この暑くて忙しいなか、いったいなにを考えているんだか…
それなら私は日活アクション風に“あたい”で行くべきなのか。検討中。

  1. 2013/07/07(日) 14:19:26|
  2. 日記
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タミー御蔵出し写真

山中湖 060b

これは4年前、2009年の夏、山中湖の犬ペンションに泊まりがけで遊びに行ったときの写真。

タミーはまだ3歳。こうしてみると毛の質もいまと全然違う。
まるでグレース・ケリーみたいなブロンドのさらさらヘアだ。

しかしこの写真、すっかり写真コンシャス(笑)になったいまとなっては、
いちばん稚拙とされる「日の丸構図」だし、寄り方が中途半端だし、全然ダメダメな感じ。

この夏は軽井沢で、タミーのベストショットを撮りまくる! と決意を新たにするのであった。

  1. 2013/07/04(木) 21:23:08|
  2. タミー
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ご近所で撮影修業

仕事も一段落したし、天気もほどよい加減の曇りで涼しいし、さだ吉とまつの様子でも見に行くか、
とカメラを持って井の頭自然文化園に出かけたが、なんと今日は月曜日で休園だった。

シャッターがおりた門の前でしばし呆然としてから、鳥でも撮るかと井の頭公園をうろつく。
あいにく、いまの季節は池の鳥は少なくて、私が好きなカイツブリやカモ類はほとんどいない。



↑池の真ん中でひとりぽつんと羽根を休めていた黒っぽい鳥をとりあえず望遠で撮影。
調べたら、カワウという鳥であることが判明。近年、分布が急速に広がり、数が増えすぎて問題になっているらしい。
で、体長80cmと結構大型のこの鳥が何を餌にしているかというと、

IMG_0595b.jpg

カメラを向けると「エサくれエサエサエサ」とわっと集まってくるこのひとたち。つまりコイ。
とはいえ、ここまで太った奴らだと、さすがに丸飲みするのは難しいのではないだろうか。

この捕食者と被食者のほかにはめぼしい動物が見当たらないので、先日の鎌倉遠征に続き、
またしてもアジサイを被写体に撮影修業を続ける。

IMG_0575b.jpg

このところ「絞り優先モード」がすっかりお気に入り。
これは絞り=ピントが合う範囲だけを自由に選べて、あとはカメラが自動でやってくれるモード。
被写体に寄ってそこだけピントを合わせて撮ると、背後がぼけてなかなかカッコいいので、
バカのひとつ覚えのようにこのモードを追求しているのである。
ただレンズはマクロではないので、接写には限界がある。
レンズ地獄の誘惑…。

遠景も撮ってみるか、と橋の上から撮影。

IMG_0571b.jpg

これくらい遠目なら肖像権侵害してないよね? と不安になりつつ、ふと思い出したのが
ミケランジェロ・アントニオーニの『欲望』という映画だ。

舞台は60年代のロンドン。売れっ子のファッション写真家が気まぐれに公園で一組のカップルを盗撮する。
途中で女のほうが撮られていることに気がついて、はっという顔をする。
しばらくして、どうやって探し当てたのか、その女が「ネガを返して」と写真家のスタジオにやってくる。
「写真を撮らせてくれるなら返すよ」などとごまかして適当に別のフィルムを渡し、
女が帰ってからネガを現像して大きく引き伸ばすと、そこには草陰から覗く銃口と、死体らしきものが映っていた…。
という、ちょっと怖いストーリー。

いまのところ「HDカードをよこせ」とやってきた人はいないので、たぶん大丈夫とは思うけれど
右手の水際の暗く沈んだあたりを拡大すると、何かが映っていたりして…ははははは、まさかね…。

無題

ちなみにこれが『欲望』の盗撮シーン。
この写真家のモデルは、当時の人気カメラマンで、
カトリーヌ・ドヌーヴと結婚していたこともあるデヴィッド・ベイリーなんだそう。

  1. 2013/07/01(月) 23:56:04|
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プロフィール

IZUMI

Author:IZUMI
賢くて優しかったハナちゃん
(2003~2013)の思い出に



『川の光2 タミーを救え!』
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