川の光日記

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近ごろ我が家で流行るもの



その① 生ジュース

最近ネットで「スロージューサー」なる装置を衝動買いしたのをきっかけに、
我が家に突然の生ジュースブームが到来している。
毎朝、せっせと大量の果物や野菜を刻んでは、ジューサーに投入するのが日課になった。
お気に入りはニンジン、リンゴ、レモン、ショウガのブレンド(写真上)。
夫いわく「きみって何かを一度始めると、けっこう執念深いね~」。
そう言いながら、ジュースが出来上がると結構うまそうに飲んでいる。
ビタミン補給になるのではと、タミーの朝ごはんにも少し注いでやっている。

とにかく美味しいのと、作る過程がなんとなく楽しいので、この習慣はしばらく続きそう。
ただ問題は、大量のニンジンの搾りかすが発生することだ。
ケーキやドレッシングを作っても追いつかず、ラップに包まれたオレンジ色の塊が冷凍室を占拠していく。
ニンジンの搾りかすの上手な使い道をご存知の方、ぜひ教えてください。

その② 台湾映画

旅行の余波で、台湾映画祭りを開催中。
『海角七号』『台北の朝、僕は恋をする』など、未見だった近作を鑑賞し、
名作『悲情城市』も久しぶりに見直して、若き日のトニー・レオンの瞳に「仔犬魂」を再確認した。
けしからぬことに、地元のレンタルショップには『ヤンヤン 夏の思い出』も『恋々風塵』もないので、
近々、渋谷のTSUTAYAまで遠征して、さらに祭りを続行する予定である。

その③ ライトな名言

某ファッション雑誌から、「ライトネス=軽さ」をテーマにした名言をセレクトせよ、とのお題をいただき
(なんでも今年の春夏のモードのトレンドが「軽さ」や「透明感」なのだとか)
くまのプーさんやスナフキンやスヌーピーの名言を大量に漁った結果、
このところ私の頭のなかは、彼らの「ライトな名言」でいっぱいになっている。

個人的にいちばんのお気に入りフレーズはくまのプーさんの
「歌えやホー! くまのために!」なのだが、これは残念ながらボツだった。
あまりにも軽すぎ、というかほとんど意味不明なためだろう。
「風船で元気がでない人なんていないよ」は採用してもらえた。
スヌーピーはけっこうインテリだし、スナフキンはニヒリストなので、
軽さで勝負した場合、プーの発言がやっぱり最強、というのが結論。

こうしてライトなことどもにかまけているうちに、あっという間に2月も過ぎていくのだった…。

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  1. 2013/02/28(木) 00:55:53|
  2. 日記
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お父さんのしめきり



こんにちは、たみーぱみゅぱみゅです。

お父さんが最近、またしめきりにくるしんでるよ。
れいの『めいじのひょうしょうくうかん』という本のしあげのほかに、
エッセイとか「ぶんげいじひょう」とか、いろいろしめきりがあるらしいの。

しめきりがせまると、お父さんはいつもいうんだ。
「タミー…お父さんなんか、生まれてこなければよかったなあ…」
「そんなことないよ!お父さんがうまれてきて、本当によかったよ!
おやつももらえるし、散歩につれてってもらえるし!」
とぼくはそのたびにいっしょうけんめい元気づけるんだけどね。

ようやくげんこうが書き上がって「よかったね!よかったね!」とよろこんでも
「でも、どうせ駄文なんだよ…こんな濡れそぼったかわうそみたいな僕が書いたものだし…」
なんて、まだうかない顔をしてるの。
だけど「お父さんすごい! お父さんえらい!」とはげましつづけると
ようやく少しきもちがおちついて「そうかなあ…」なんていって、お茶をずずっとのんだりするんだよ。

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お父さんって、こどもだね!

  1. 2013/02/23(土) 23:13:59|
  2. タミー
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ハナちゃんの憂鬱



ハナちゃんが窓の外を眺めている。
クエスチョンマークの形になった尾っぽが、心の屈託を代弁しているようだ。

そもそも、今年はなぜこんなに寒く、雪ばかり降るのか。
犬(=単純な動物)はそのたびに幼稚に大喜びしているが、肉球は冷えるし毛は濡れるし、
雪が降ってよいことなどひとつもないではないか。
そういえば、いま世の中を席巻している、アベノミクスとかいう経済政策。
人間たちは株高とか円安とか浮かれ騒いでいるが、そんなことでいいのか。
この先、大きな落とし穴が待ち受けている可能性はないのだろうか。
遠隔操作ウィルス犯人逮捕で、猫カフェが変な形で話題になっているのも気に入らない。
まあしょせん猫カフェとは、人間が猫を体よく搾取するシステムに過ぎないのだが…。

「どうしたのハナちゃん、浮かない顔して」
「また、雪が降ってきたみたいね…」
「この冬の東京は本当に寒いね~」
「いいわね、台湾に避寒に行けた人は…」
「たしかに暖かかった、いや暑いくらいだったけど、でもハナちゃん、旅行するのは嫌いじゃないの」
「聞くところによると、台湾って猫天国なんですって?」
「なんだかハナちゃん、性格が『伝染るんです。』のかわうそ君に似てきてない?」
「寒いし、隕石は落ちるし、汚染物質は飛来するし、いいことなんてひとつもないわね…」
「まあ、そんなにペシミスティックにならなくても…」
「水野和夫先生によると、“長い16世紀”は“長い21世紀”に対応しているんですって」
「???」
「この説に従うと、ルネサンスはポストモダニズム、コンスタンチノープル陥落は石油危機、
アメリカ大陸発見はインターネット革命、そして宗教改革は新自由主義なの」
「なんとも壮大なヴィジョンだね~」
「さらにいえば、ローマ劫略は9.11、フェリペ5世の財政破破綻宣言はサブプライムローン問題なわけ」
「ははあ、言われてみれば、たしかに対応しているかも」
「つまり、これから私たちを待ち受けているのは、
“無敵艦隊の壊滅”に対応するような、破滅的な出来事ということになるわね…」
「そ、それは悲観的すぎるよ、ハナちゃん…」

しばらく厭世的な想念に耽った後、ハナちゃんはため息をついて窓際を離れ、
赤々と燃えている灯油ストーブの前で丸まって昼寝を始めたのだった…。いや、寒いので…。





  1. 2013/02/19(火) 13:30:41|
  2. ハナちゃん
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台湾雑記その⑤ 最後にこぼれ話

終わったのかと思ったらまだ続いていた台湾旅行記。
最後にこぼれ話的なネタをいくつか。

★台湾で美味しかったもの・私的Best5

写真を見直しているうちに、食べ物をあまり撮っていないことに気が付いた。
料理が運ばれてくると「おお~っ! これがその…」とすぐさま興奮がマックスに達し、
その勢いで即、箸をつけてしまうのが原因ではないかと思われる。
いかに食い意地が張っているかが歴然としていて、自分でも情けない。
仕方がないので、写真抜きで、美味しかったものの記憶をたどってみる。

①茹で鶏&蒸し鶏
屋台でもレストランでも、どこで食べても本当に美味だった。
調理法もさることながら(隠し味に乾物を使ったりするらしい)素材そのものがいいのだと思う。

②じゃことピーナッツの炒め


↑珍しく写真あり。

見ての通りのシンプルな料理だが、じゃこはカリカリ、ピーナッツは香ばしく、
これだけでごはんを何杯もおかわりできてしまう。
近いうちに再現してみようと思っているが、果たして同じようにできるかどうか。

③ミルクかき氷と豆花
氷あずきを頼んでひと口食べたら、普通のかき氷とはまったく違うふんわりした触感に驚いた。
水ではなくミルクを凍らせて作るとこうなるらしい。これも夏になったらぜひ真似してみたい。
「豆花」はつるんとした豆腐(豆腐自体は甘くない)にシロップをかけ、
ピーナッツやタロイモやタピオカなどのトッピングを添えたもの。
冷製と温製があり、どちらも途方もなくうまい。

④かにおこわ
もち米の上にワタリガニを乗せ、せいろで蒸したダイナミックな料理。
カニの滋味がおこわにしみわたり、えも言われぬ深みのある味になる。

⑤担仔麺
本場の台南で、元祖の「度小月」というお店で食べることができて感激した。
おやつにちょうどいいくらいの量の麺に三枚肉のそぼろ、小エビ、香菜が基本で、
煮卵や腸詰などをトッピングできる。

このほかもちろん、小龍包、水餃子、台湾風葱クレープなどの粉ものも充実。
台湾の味付けは、全体的に上品な薄味。そしてタピオカや水餃子の皮やシロップかけ豆腐など
私が大好きな「もちもち・つるるん」な食感のものが多い。

★台湾のゆるキャラ

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コンビニの店頭でよく見かけるこの人はいったい…?とずっと思っていたが、
調べたら、これは台湾のセブンイレブン限定のゆるキャラで、名前を「OPENちゃん」というらしい。
その正体は、なんと「宇宙犬」。OPEN星から地球に派遣されてきたのだそうだ。
それでウルトラマンのマフラーを巻いているのかしら。いろいろ謎だ…。

★謎の動植物

正体不明の植物や動物をいろいろ見たのだが、写真で記録してあったものをとりあえず掲載。
これが何かご存じの方、教えてください。

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↑巨大なインゲンマメ状の実をつけた街路樹。

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↑ペット屋さんで、ハムスターや鳥に混じって、可哀想に一匹だけ鎖でつながれていたどんぐりまなこの珍獣。

★日本にもあればいいのに!と思ったスポット

その①は、ホウ・シャオシェンがプロデュースした「台北之家」(写真下)。
元アメリカ領事館をシネマハウスに改造している。
日本にも渋谷のキノハウスなどこれに近い施設はあるけれど、なにしろ建物が素敵なのだ。
例えていうなら、少し前に阿部和重さんと川上未映子さんが結婚式を挙げた「小笠原伯爵邸」のなかに、
ミニシアター、おしゃれなカフェとバー、本とDVDのセレクトショップがあるような感じ。

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その②は、「誠品書店信義店」。
6階建てのビルがまるごと、書店とデパートを合体させた、刺激的な空間になっている。
料理本のコーナーの横がキッチングッズ売り場とキッチンスタジオになっていたり、
音楽関係の本と楽器売り場、絵本・児童書とおもちゃ売り場、実用書とライフスタイルショップが隣接していたり。
地下はフードコートとスーパー、6階は視聴覚ルーム、カフェやレストラン。
こういう総合書店デパート、日本にできたら、きっと流行ると思うのだが。

ああ、台湾がクセになりそうな予感。
とりあえずまた豆花を食べてタピオカ入りミルクティーを飲みたい…







  1. 2013/02/16(土) 23:01:11|
  2. 日記
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台湾雑誌その④ 台湾犬グラフィティ

台湾の犬は、飼い犬も野良犬も、基本的にノーリードで、自由気ままに暮らしているようだった。
もっとも私たちは下町ばかり歩いていたので、アッパーな商業地域ではまた事情が違うのかもしれない。
ちなみに野良犬は台湾語で「流浪犬」。「野良犬」よりカッコいいかも。


↑雑貨屋さんのプードル君。この店のメイン商品、スリッパにどこか似ている。
台湾のプードルは、顔を真ん丸に仕上げるカットが多かったような気が。

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↑ビンロウ屋さんでアイコンタクト。後ろ足が悪いようだったが、大切にされていた。

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↑九份の土産物ショップの看板犬。ちょっと人生に疲れてる気配。
「ふっ…この町ももう終わりだな…」なんて考えているのかもしれない。

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↑マッサージ屋さんの呼び込み犬。お立ち台の上に乗せられて少々気の毒。

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↑龍山寺の裏通りでコンコンと眠る屋台犬。

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↑同じく龍山寺にて。老人と犬。

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ローカル線のひなびた駅の広場で「ぷひゅひゅひゅひゅっ」といいながら熟睡していた流浪犬。

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↑昼下がりの路地をとぼとぼ歩いていた台南のビス丸。

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↑美術館前の広場で考え込んでいた台北のマクダフ。

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↑「うちには悪い犬がおるでよ~」。つまり「猛犬注意」?







  1. 2013/02/14(木) 20:59:22|
  2. 旅先の動物たち
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台湾雑記その③ 微熱の街、台南

台北から新幹線で台南へ南下すると、いきなり気温が10度ほど上がる。
台南の最高気温は27度。湿度87%。私たちの感覚では立派な夏だ。
それでも現地の人にとっては「冬」らしく、ウールのセーターやタイツで武装している。
なかにはダウンを着こんだ人すらいる。でもなぜか足元はビーサンだったり。



台北に比べると台南は高層ビルもほとんどなく、古い街をそのままメンテして使い続けているようだ。
強烈な日差しを避けるためか、街路はアーケードになっている。
一抹のもの寂しさをはらんだ南国の空気が漂っている街。
ホウ・シャオシェンに『憂鬱な楽園』という作品があったけれど、ちょっとそういう雰囲気だ。

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↑孔子廟前の公園。ヤシやガジュマルなど南国の植生。

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↑買い物嫌いのクールな男を標榜しつつ、帆布の店でバッグを買ったらなんだか嬉しくなり、いそいそと持ち歩く夫。

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↑「莉莉水果店」というフルーツ屋さんでかき氷を注文し、ほてった体を冷やす。
右は定番の氷あずき。左は氷の下に10種類くらいの果物が埋まっているスペシャルかき氷。
(今朝も雪が降ったばかりの東京にいると、つい10日ほど前にこんなことをしていたのが信じられない…)

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↑週末だけ開催される「花園夜市」。車やバイクが集結し、派手なのぼりが立っているので
遠目には暴走族の集会みたいだが、接近すると屋台に若者が群がっている。
カキのお好み焼き、豚足丼などを食す。美味なり。そして二人で500円もあれば満腹になるという驚異。

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↑神農街の妖しい夜景。台湾の夜景はどこもフォトジェニック。

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南国の冬に飲むなり西瓜汁 泉

(延々と引っ張っておりまして恐縮です。台湾雑記シリーズ、もう少しだけ続く予定)

  1. 2013/02/13(水) 13:01:15|
  2. 日記
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台湾雑記その② 台湾は猫天国だった!

台湾の人たちは、猫をどうしようもなく愛しているらしい。
ガイドブックに猫カフェや猫の村が載っている国なんて、ほかにあるだろうか。
猫好きとしては見逃せない!というわけで「え~、猫の村ぁ?」とか
「きみはそもそも、吉祥寺の猫カフェにだって行ったことないじゃないか~」
などと渋る夫をずるずるずる…と引きずって見物してきた。



まずは猫カフェ。
たしかに私は日本の猫カフェに行ったことがない。
なぜこれまで行く気にならなかったのかは自分でも分析できていないが、
地元の店に限っていえば、キャバクラ風の看板がなんとなく気に入らなかったのと、
家にハナちゃんがいるから別にいいか~、というような気分があったのだと思う。
つまり猫カフェなる場所に足を踏み入れるのは、この台北・師範大近くの「極簡」という店が生まれて初めて。

ここは「かわいい猫○匹います/一時間チャージ○円/指名可能」みたいな表示はいっさいなくて、
ただ入り口のドアに「猫がいます」とさっぱり書いてあるだけ。料金体系も普通の喫茶店と変わらない。
そして中に入ると…そこは伸び伸びとくつろぐ猫の楽園だった。

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↑私たちの席にふらりと立ち寄ってくれた赤トラミックス。

ざっと見まわしただけで10匹あまりの猫(全部で40匹ほどいるらしい)が思い思いに過ごしている店内。
猫たちは店に自由に出入りして、ソファで爪とぎしたり(そのせいでどれもボロボロ)
昼寝をしたり、カウンターで学生さんが広げたノートの上に乗って妨害したり、やりたい放題。
そのわがままぶりをスタッフと客が目を細めて嬉しそうに眺めている。

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↑ハート型に合体して熟睡するふたり。

こういう「ただ猫がいて勝手にしてるカフェ」だったら日本でもぜひ行きたい、と思った。

続けて翌日、ローカル線の平渓線に乗って猫の村へ。
「侯硐」(ホウトン)は、台北から電車を乗り継いで一時間弱の小さな村落。
昔はすたれた炭坑跡があるだけだったらしいが、村人がふとしたきっかけで猫を繁殖させはじめ、
いまでは50匹とも100匹ともいわれる猫が住み着いていて、ちょっとした観光スポットになっている。

駅の裏手の階段を上がっていくと、山肌に張り付くように家が並んでいる。そのいたって普通の村のなかを
またしても我が物顔に歩き回る猫たちが…(まあ猫というものは、いつだって我が物顔なわけだが)

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↑ハナちゃん似。

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↑おやつタイム。首輪ありとなしの猫がいる。

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↑「決められた餌だけをやってください。子猫を捨てるの禁止」といった内容ではないかと推測。

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↑コンクリにも猫の足跡多数。

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↑「静かにしましょう。マナーを守りましょう」と言ってるような気が。

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↑観光客の熱い視線をものともせず、悠々と眠り続ける大トラ。

駅の反対側には記念品を売る売店や猫グッズショップがあり、猫の餌も販売している。
おそらく猫たちは、こういう形でこの村に観光収入をもたらしているのだろうが、
私は村の中ほどにある小さな広場で、腕組みをして、なんだか面白くなさそうな顔で、
我々観光客を眺めやっているおじさんを若干一名、目撃してしまった。
深く刻まれたおでこのしわが「まったく、猫、猫ってよ~。観光資源だかなんだか知らんが、
こんなに村の中にドヤドヤ入ってこられちゃかなわねーなー」と語っているように見えた。
もしかしたら、村では猫をめぐって反対意見もあり、村民会議が猫問題で紛糾したりしているのではあるまいか(想像だが)

それにしても、これだけ愛猫精神が根付いているのは、やっぱり経済的に豊かで、
心にゆとりがあるからなのだろうな、と感心。



  1. 2013/02/12(火) 12:58:38|
  2. 旅先の動物たち
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台湾雑感その① 台北は下町がおもしろい!

パリもロンドンも東京も、東が下町で西が山の手だが、台北は西が古い下町、
東が新興のビジネス街になっている。
そして、西側のほうが、歩いていて圧倒的におもしろい。

たとえば龍山寺の周辺。ここは東京でいえば浅草~上野みたいな感じ。
駅前の公園では老人たちが中国将棋に興じ、お寺には地元の参拝客が詰めかけ、裏通りには屋台がひしめく。
昭和30年代の東京の街頭テレビみたいに、オヤジたちが紅白歌合戦の録画ビデオを熱心に見つめている店や、
巨大なヘビが檻のなかでとぐろを巻いている謎の店もあった(写真を撮りたかったのだが、
「撮影禁止」と威嚇的な字の立札が掲げてあり、怖そうなお兄さんが睨んでいたので断念)。

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↑龍山寺。浅草寺に似ているが、浅草寺より気合いが入った参拝者が多い。


↑裏通りにて。上の写真に映り込んでいる赤いTシャツの男性がなぜかここにも…(夫には非ず)

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↑青草店。生野菜を食べる機会が少ないせいか、台湾の人たちはこういう「青草」をブレンドした
青汁をよく飲んでいるみたい。我々も試してみたが、砂糖が入っていて案外飲みやすかった。

地下鉄の雙連駅から西に向かい、乾物問屋街の迪化街を南下するルートも楽しかった。
(迪化街は旧正月を控えて年末のアメ横並みの混雑だったので、
端から端まで歩く根性がなく、途中でリタイアしてしまったが…)

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↑雙連の朝市。日本ではあまり見かけない野菜や果物をいろいろ目撃。

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↑迪化街にて。

台北の下町を歩いていると、さまざまな匂いや色彩で五感を刺激される。
果物の甘い香り。屋台の揚げ物や乾物や漢方薬の匂い。
「臭豆腐」の強烈な異臭(最初に嗅いだときは、実存を脅かされるような匂いに驚愕した)。
我も我もと主張する繁字体の看板やネオンサイン。
青信号で一斉に走り出すミニバイクの大群。
それでいて、空気は不思議なほどやわらかく、ほとんどストレスを感じない。
台湾にハマる旅人は、この絶妙な空気感が好きになってしまうのだろうなあ…。



  1. 2013/02/11(月) 23:58:07|
  2. 日記
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台湾旅行 帝国の逆襲篇



そんなわけで、無事に帰国。
旅行中は夫にブログを任せきりだった(というかほとんどジャックされていた)のだが、
これでじっくりと逆襲ができるというもの…ふぉっふぉっふぉっ…

まず弁明しておきたいのだが、私は夫の友人、松浦寿夫さん(名前が一字違いのためしばしば混同される)が
「トニー・レオンに似ている説」に賛同するのにやぶさかではない。
寿夫さんはトニーに負けず劣らず立派な顔立ちだ。これは間違いない。
ただ、なんていうか、目が違うのだ。
寿夫さんの目には透徹した知性が宿っているのに対し、トニー様の目は「泣きぬれた仔犬の目」。
そこに決定的な差異がある、と私はいつも力説しているわけである。

さらに、私の旅先における食べ物に対する貪欲さについてもひと言。
せっかく食べものが美味しい国にやってきたのだから、三食のほかにもおやつや夜食を食べて帰りたい。
これは人情というものではないかと思うのだか如何。

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↑台南の孔子廟にて。

これを機に、夫と私の旅スタイルの相違について考えてみたい。

夫は旅に出ると、次のような特性を露わにする。

①荷物は持たない。

3週間の旅に出るときでも、夫の荷物は小さめのボストンバッグひとつ、と決まっている。
そのかわり、熱心に洗濯をする。まるで『アウトロー』でトム・クルーズが演じた流浪の仕置人のようだ。
一方、私は3泊4日であっても中程度の大きさのスーツケースにあれこれ放り込む。
出発直前までああでもないこうでもないと荷造りしているので、いつも呆れられる。
しかし、今回に限っていえば、夫は台湾の暑さを甘く見ていて、半袖のTシャツを持っていかなかったため、
私から借りる羽目になったのである。備えあれば憂いなし。ふぉっふぉっふぉっ…

②予習はしない。

私は、初めての場所に行くときは、本を積み上げ、ネットで情報を漁って、徹底的に予習をする。
今回も司馬遼太郎の台湾紀行から『台湾海峡一九四九』(←これはノンフィクションの傑作!)まで、
いろいろな本を読んだ。ガイドブックや地図も、本屋の店頭で吟味して、何種類か用意する。
そうして地図を眺めながら、距離、時間、観光ポイントを組み合わせてシミュレーションしてみる。
私にとってはこの過程も旅の一部で、これがまた楽しいのである。
対して夫は、基本的に予習はしない。行きの飛行機が離陸すると私に「ガイドブック貸して」と頼み、
そこで初めて最低限の基本情報を得る。むしろ行き当たりばったりを楽しんでいるようなのだ。

③買い物が嫌い。

私が「あのチャイナドレスの生地で作ったクマのコーナーをもう少し見たいな~」などと思っても
急き立てられてじっくりチェックできた試しがない。
まあ私もさすがに大人になり、昔ほど買い物に執着はないのだが。でもあのクマにはちょっと惹かれるものが…

上記のような違いはあるのだが、「歩き回るのが好き」という点は共通しているので、
今回も台北と台南を歩きに歩いたのだった。
その感想は台湾雑記として次回、ざっくりまとめてみようと思う。

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↑旅先でも犬との触れ合いは欠かせない。

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↑帰宅した夫を独占して甘えるタミー。

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↑一方、ハナちゃんはいつもと変わらず。「あら、帰ったのね…」的なムードで昼寝。
同居していた人間が旅行から帰ったくらいで大騒ぎしては、猫の沽券にかかわるのかもしれない…。




  1. 2013/02/09(土) 19:12:32|
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夫です。帰国しました。

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↑誠品書店信義店の書棚で『川の光』台湾語訳を発見!

夫です。楽しかった9泊の台湾旅行を終え、昨夜東京自宅に帰り着きました。
台南から台北へ戻り、最後に一泊。
最終日は、今まで行っていなかった「市政府」地区(近代的ビジネス街)へ。
「台湾101」がそびえ立っています。ドバイにブルジュ・ハリファ
(『MI4:ゴーストプロトコル』のあれですね)が出来るまでは、世界一高いビルだったもの。↓
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展望台に昇るつもりだったのですが、着いてみたらエレベーター前は長蛇の列で、
40分待ちとのこと。残念ながら断念。家内はしょんぼり。よほど昇りたかったのでしょう。
子どもは高いところに昇りたがるものと言いますが……。
しかし、中山まで戻って、「欣葉餐庁」でワタリガニのおこわや茹で鶏を
食べているうちに元気回復。この人には何しろ美味しいものを当てがっておけば大丈夫。
食後、ぶらぶら散歩し、「台湾之家」(ホウシャオシェンのプロデュースによる
映画館+カフェ+ショップ)で、お茶を飲みながら回顧と反省会。
ここは以前はアメリカ領事館だった趣きのある建物。
こうして台湾最後の夜は過ぎていきました……。

帰国したら庭の紅梅が咲きはじめていました。
白梅が咲き出すのは2、3週間後になるはず。↓
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しかし、台湾は良かった。
もともと台湾に行きたいねという話はしていたのですが、
今回の計画が始動した直接のきっかけは、私の先輩でマラルメ学者の川瀬武夫氏
(早稲田大学教授)と、つい最近電車のなかで交わした会話でした。
川瀬さんが唐突に、いやあ、台湾が良くてさあ、と言ったのです。
「俺、去年は2回も行っちゃったの。今度また行くんだ」
「へえ、どういうところがいいの?」
「いや、みんな親切だし、食い物も美味いし。街もいいんだ、何だか新宿みたいでさ」
「ほう……新宿……?」
というわけで、その新宿みたいな台北を私も見てみたいと思い立ったわけです。
台北は新宿のようでもあり、上野のようでも浅草のようでも銀座のようでもあり、
そしてむろん、日本にはまったくない魅力が無数にありました。
また台南は台南で、台北とはまた趣きの違うのどかな風情がありました。
次回は新幹線の通っていない、急峻な山地のせまる東側の海岸を旅してみたいと思っています。

わたしの旅日記に付き合ってくださった皆さんに心からお礼申し上げます。
買ったばかりのipad miniが面白く、毎日いじくって遊んでいるうちに
ついつい連日のように書きつづけてしまいました。
旅日記の家内ヴァージョンもまもなくアップされるでしょう。どうかお楽しみに!

↓台南の「永盛帆布」でおみやげに買ったバッグ。800元(2500円くらいか)。
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  1. 2013/02/06(水) 14:56:26|
  2. 日記
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夫です。Back to Taipei!


↑夜の神農街(台南) 。古い商業地区が改造されてお洒落なストリートに。

「しかし、あれだね、台湾の魅力はまず、人間が良いことだね」
「みんなとっても親切で優しい。タクシーの運転手は勘定をごまかすなんて考えてもいないし」
「空気が尖っていない。ある程度裕福だからなのかな」
「穏やかで柔和よね」
「そこへいくと、インドネシアとかベトナムとかカンボジアとかは、
とにかくあまりに貧しくて、どこか空気にとげとげしいものが‥‥」
「台湾の人たちは日本人を歓迎してくれるしねえ」
「有難いね。まあ台湾は、明治初期には台湾出兵とかあったとはいえ、
日本は基本的には武力で征服したわけじゃなくて、清から割譲され、
半世紀支配して、敗戦でまた主権を放棄しただけだから」
「でも、ずいぶんひどいこともやってきたんじゃないの?」
「まあそうでしょうね。ただし、何万人も無意味に虐殺するといったことはしなかった」
「それをしたのは、むしろ日本が出て行った後に入ってきた外省人」
「2・28事件だね」
「悲情城市よね」
「それとの対比で、相対的に日本人への好感情が保存されているのかも」
「あと、日本はまあ、その50年間の支配の間にダムや道路を造ったり、
上下水道を整備したりもしているから」
「その反面、皇民化政策や搾取といったおぞましいことも‥‥」
「救われる気持ちになるのは、後藤新平というのがとにかく
立派な人だったらしいこと。人格も識見も行動力も」
「ところで、話は変わるけど台湾の人たちはよく食べるね」
「ちょこっとしたものを、屋台や何かでひっきりなしにちょこちょこ食べているわよね」
「それがまたみんな美味しいんだ」
「いいわよねえ、生活をめいっぱい楽しんでいる感じが‥‥」
「食への執着が強いところはきみに似てるね」
「今日はこれから台北に帰ってもう一泊で旅行は終わり。
最後の晩だから、また何か美味しいものを食べましょう」

image_20130205092829.jpg
↑夜の台南の街角。台北のような大都市とはまた少し違う、ひなびた趣き。
  1. 2013/02/05(火) 11:09:01|
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夫です。まだ台南に。


↑『空降危機』(スカイフォール)の看板。
image_20130204152943.jpg
↑台南の街中の古びた映画館。
『即刻救援2』は『96時間/リベンジ』、『亜果出任務』はベン・アフレックの
『アルゴ』でしょうか。おや、画面の左隅でぼさっとしている人は‥‥?

夫です。旅の報告の続きです。
昨日は結局、台南市中心部から車で20分ほどのところにある、
海港の安平(アンピン)へ。
ここはかつて台湾にオランダ人が初めて上陸し、街を築いたところです。
台湾で「初めて出来た道」(すごい概念ではありませんか!)だという延平街は、
日曜だということもあって沢山の屋台が出て、押し合いへし合いのにぎわいでした。
静かな裏道に入ると犬がひとりでのんびりと散歩中。
それをさっそく撮影するひとりの女。
image_20130204152942.jpg
安平でちょっと面白かったのは「樹家」という、
廃墟化して樹木が合体してしまった家でした。
安平には、台湾の歴史の時間の古層が息づいています。
image_20130204152806.jpg
ところでこのツリーハウス、ミシュランでは二つ星なのに、
昭文社の台湾ガイドではまったく触れていません。
駄目ですねえ。



  1. 2013/02/04(月) 15:38:08|
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夫です。台南にて。

image_20130203103706.jpg
台北鉄道駅の構内

夫です。台南は朝から雨。
昨日は高速鉄道(新幹線)で台北から台南へ移動。所要時間1時間45分。
コンピューターシステムは完璧だし、駅には塵一つ落ちていません。
台南のシャングリラホテルへチェックイン。

image_20130203105442.jpg

茶筒のような空洞の円筒形の建築で、豪華は豪華なのですが
なんとなくラスベガス風というのか、台北のフレンドリーな老爺大酒店が
懐かしく思い出されます。
街に出てみると、陽射しが台北よりまたいちだんと強く、
これが真冬とは信じられません。
ちまきで有名な「再発號肉粽」で昼食。

image_20130203103622.jpg

ホテルへ帰ると家内は過労か暑気あたりか、頭痛を訴え、
微熱もあるようなので、薬を飲ませて休ませることに。
一昨年の南イタリア旅行のときもそうだったのですが、この人は
最初飛ばしすぎて、その挙句とつぜんがくっと倒れてしまうという
無思慮なところがあるのが困りもの。
私はipadのアドベンチャーゲーム「Machinarium」の残りをやり、
とうとうエンディング画面まで見られて感動。さらに
チャールズ・カミングのスパイ小説『ケンブリッジ・シックス』を百ページほど。
一夜明けたら家内はすっかり回復しました。
大事をとって今日も休んでいなさいと説得しているのに耳を貸さず、
観光に行くと言い張っているので手を焼いているところです。
今朝の台南は雨降りで肌寒いほどなのですが、
それでも予報では最高気温27度とか。
どうも気候が読めなくて困ります。
さて、どうしたものやら‥‥。
  1. 2013/02/03(日) 11:16:32|
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夫です。台北4日目。

image_20130201222328.jpg

夫です。連日、お邪魔しております。
ふたりともさすがに疲労が蓄積し、しかも家内は昨夕、九份のテラス席で
風に吹かれすぎたためか、軽い鼻風邪気味。
しかし、台湾総督府は午前中しか開いていないというので、頑張って見物にいきました。
日本占領時代の遺物ですが、思いがけず面白かったのは、これに限らず
この時期に日本が台湾に建造した建物には塔の威圧感が特徴的で、
フランス様式、英国様式、「万国博」様式などが混在していること。(上の写真参照)
実は『エッフェル塔試論』で扱った問題はここにまで届いているのでした。
昼食は長春路の鶏家荘で、名物だという「三味鶏」を注文。
image_20130201222016.jpg

これが非常に美味!
3種のローストチキンの盛り合わせですが、塩味、醤油味はともかく、
もう一つ、黒いのは、これはいったい‥‥? 黒胡麻の黒さかとも思いましたが、
そうでもないような‥‥。ともあれ、私のような鶏好きにはたまらない1皿でした。
ホテルに帰ったらふたりともことんと寝てしまい、目が覚めたら午後5時。
このまま一日を終えてしまうのもつまらないので、ホテルの近所の映画館へ。
image_20130201233437.jpg

『一代宗師』はウォン・カーウェイ監督、トニー・レオン、
チャン・ツィイー主演の武侠もの。
私は昔から、トニー・レオンの顔は私の友人の松浦寿夫君に似ていると
主張しているのですが、そう言うと家内はとんでもないわよ、
レオン様になんと畏れ多いことを‥‥と言います。
そっくりだと思うんですがねえ。寿夫君はハンサムというより、
とにかく「とても良い顔をした」男ですから。

image_20130201222329.jpg

映画館から出てくるともう真っ暗に。
今日から2月になり、旧正月の飾り付けのイリュミネーションが始まったようです。

  1. 2013/02/01(金) 22:19:19|
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