川の光日記

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台湾雑誌その④ 台湾犬グラフィティ

台湾の犬は、飼い犬も野良犬も、基本的にノーリードで、自由気ままに暮らしているようだった。
もっとも私たちは下町ばかり歩いていたので、アッパーな商業地域ではまた事情が違うのかもしれない。
ちなみに野良犬は台湾語で「流浪犬」。「野良犬」よりカッコいいかも。


↑雑貨屋さんのプードル君。この店のメイン商品、スリッパにどこか似ている。
台湾のプードルは、顔を真ん丸に仕上げるカットが多かったような気が。

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↑ビンロウ屋さんでアイコンタクト。後ろ足が悪いようだったが、大切にされていた。

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↑九份の土産物ショップの看板犬。ちょっと人生に疲れてる気配。
「ふっ…この町ももう終わりだな…」なんて考えているのかもしれない。

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↑マッサージ屋さんの呼び込み犬。お立ち台の上に乗せられて少々気の毒。

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↑龍山寺の裏通りでコンコンと眠る屋台犬。

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↑同じく龍山寺にて。老人と犬。

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ローカル線のひなびた駅の広場で「ぷひゅひゅひゅひゅっ」といいながら熟睡していた流浪犬。

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↑昼下がりの路地をとぼとぼ歩いていた台南のビス丸。

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↑美術館前の広場で考え込んでいた台北のマクダフ。

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↑「うちには悪い犬がおるでよ~」。つまり「猛犬注意」?







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  1. 2013/02/14(木) 20:59:22|
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台湾雑記その② 台湾は猫天国だった!

台湾の人たちは、猫をどうしようもなく愛しているらしい。
ガイドブックに猫カフェや猫の村が載っている国なんて、ほかにあるだろうか。
猫好きとしては見逃せない!というわけで「え~、猫の村ぁ?」とか
「きみはそもそも、吉祥寺の猫カフェにだって行ったことないじゃないか~」
などと渋る夫をずるずるずる…と引きずって見物してきた。



まずは猫カフェ。
たしかに私は日本の猫カフェに行ったことがない。
なぜこれまで行く気にならなかったのかは自分でも分析できていないが、
地元の店に限っていえば、キャバクラ風の看板がなんとなく気に入らなかったのと、
家にハナちゃんがいるから別にいいか~、というような気分があったのだと思う。
つまり猫カフェなる場所に足を踏み入れるのは、この台北・師範大近くの「極簡」という店が生まれて初めて。

ここは「かわいい猫○匹います/一時間チャージ○円/指名可能」みたいな表示はいっさいなくて、
ただ入り口のドアに「猫がいます」とさっぱり書いてあるだけ。料金体系も普通の喫茶店と変わらない。
そして中に入ると…そこは伸び伸びとくつろぐ猫の楽園だった。

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↑私たちの席にふらりと立ち寄ってくれた赤トラミックス。

ざっと見まわしただけで10匹あまりの猫(全部で40匹ほどいるらしい)が思い思いに過ごしている店内。
猫たちは店に自由に出入りして、ソファで爪とぎしたり(そのせいでどれもボロボロ)
昼寝をしたり、カウンターで学生さんが広げたノートの上に乗って妨害したり、やりたい放題。
そのわがままぶりをスタッフと客が目を細めて嬉しそうに眺めている。

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↑ハート型に合体して熟睡するふたり。

こういう「ただ猫がいて勝手にしてるカフェ」だったら日本でもぜひ行きたい、と思った。

続けて翌日、ローカル線の平渓線に乗って猫の村へ。
「侯硐」(ホウトン)は、台北から電車を乗り継いで一時間弱の小さな村落。
昔はすたれた炭坑跡があるだけだったらしいが、村人がふとしたきっかけで猫を繁殖させはじめ、
いまでは50匹とも100匹ともいわれる猫が住み着いていて、ちょっとした観光スポットになっている。

駅の裏手の階段を上がっていくと、山肌に張り付くように家が並んでいる。そのいたって普通の村のなかを
またしても我が物顔に歩き回る猫たちが…(まあ猫というものは、いつだって我が物顔なわけだが)

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↑ハナちゃん似。

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↑おやつタイム。首輪ありとなしの猫がいる。

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↑「決められた餌だけをやってください。子猫を捨てるの禁止」といった内容ではないかと推測。

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↑コンクリにも猫の足跡多数。

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↑「静かにしましょう。マナーを守りましょう」と言ってるような気が。

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↑観光客の熱い視線をものともせず、悠々と眠り続ける大トラ。

駅の反対側には記念品を売る売店や猫グッズショップがあり、猫の餌も販売している。
おそらく猫たちは、こういう形でこの村に観光収入をもたらしているのだろうが、
私は村の中ほどにある小さな広場で、腕組みをして、なんだか面白くなさそうな顔で、
我々観光客を眺めやっているおじさんを若干一名、目撃してしまった。
深く刻まれたおでこのしわが「まったく、猫、猫ってよ~。観光資源だかなんだか知らんが、
こんなに村の中にドヤドヤ入ってこられちゃかなわねーなー」と語っているように見えた。
もしかしたら、村では猫をめぐって反対意見もあり、村民会議が猫問題で紛糾したりしているのではあるまいか(想像だが)

それにしても、これだけ愛猫精神が根付いているのは、やっぱり経済的に豊かで、
心にゆとりがあるからなのだろうな、と感心。



  1. 2013/02/12(火) 12:58:38|
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最果ての村の犬

去年の9月から10月初めにかけて、3週間ほどかけて南イタリアを旅行した。
そういえばもう一年になるなあ…などと思いながら写真を整理していたら、
思いがけないところに、置物のような犬が映っているのを発見した。↓



村でただ一軒の食料品店の前で、ビクター犬のように動かないおじいちゃん犬…。
見ているうちに、なんだか無性に懐かしくなってきたので、ちょっとだけ他の写真も掲載してみる。

ちなみにここは、バジリカータ州のアリアーノという村である。
バジリカータ州は、イタリアを長靴に見立てると、ちょうど「土踏まず」のあたりで、
「イタリアの最深部」ともいわれ、いまだにこの国で最も貧しい地域らしい。
その理由は、行ってみるとすぐにわかる。

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「ルカーニア地方」とも呼ばれるこのあたりの風景は、見渡す限りこんな感じ。
茫漠とどこまでも広がる、最果ての不毛の土地なのだ。
地盤が不安定なので地滑りが起きやすく、そのために放棄されて廃墟になってしまったこんな村↓もある。

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なぜアリアーノまで行ったかというと、プーリア地方からアマルフィ海岸に抜けるルートの途中でもあり、
『キリストはエボリに止まりぬ』という小説を書いたカルロ・レーヴィが流刑されていた場所だと知ったから。
軽い気持ちで夫に「寄ってみよう」と提案した私。しかし、地図で見ると簡単に行けるような気がしたのに、
細く曲がりくねった悪路が続き、いつまでも目的地に着かない。

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↑ようやくたどり着いたアリアーノは断崖絶壁の上。村のはずれは石切場。
空は俄かに掻き曇り、最果て感は最高潮に。

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↑運転に疲れ果て、肩を落としトボトボと歩く夫。こんなところまで連れてきてしまって悪かったなあ…

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↑村の広場。ああ寂しいよう~、と遠吠えしたくなる感じ。

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↑カルロ・レーヴィが住んでいた家。一応この村の観光資源のはずだが、扉は閉ざされ、管理もされていない様子。

『キリストはエボリに止まりぬ』は、レーヴィが1935~36年にここに流刑された体験をもとに書かれている。
電気も水道もなく、人間と動物が一緒に暮らし、マラリアがはびこり、迷信や呪術がいまだに信じられていた
当時のこの地方の生活が活写されていて、なかなか面白いのだが、翻訳は絶版。
私は英語版のペーパーバックを、旅の途中でチビチビ読んでいたのだった。

おそらくもう二度と訪れることはない最果ての村。
あの老ビクター犬はまだ元気で、いまも店の前にちょこんと座っているだろうか…。



  1. 2012/10/15(月) 01:06:31|
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アジアゾウを見た日

動物は好きなのに、動物園が苦手だ。
昔はけっこう喜んで旅先の動物園を訪れてたりしていたのだけれど、
タミーと暮らし始めたころから、だんだん動物園の動物を見るのが辛くなってきた。
ちなみに、映画における動物の酷使・虐待描写を受け付けなくなってしまったのもこのころから。
アメリカ映画では必ず最後に「この映画では動物は虐待されてません」とお約束でクレジットされているが、
“本当に~?”と疑ってしまうし、たとえアニマトロニクスであれCGであれ、駄目なものは駄目。
そのせいで、スピルバーグの『戦火の馬』もいまだに見ていない始末である。

いまでは、動物園に関しては、新明解国語辞典第4版の以下の定義に全面的に賛成している。

どうぶつえん【動物園】 生態を公衆に見せ、かたわら保護を加えるためと称し、
捕らえて来た多くの鳥獣・魚虫などに対し、狭い空間での生活を余儀なくし、
飼い殺しにする、人間中心の施設。

(↑あまりにも個性的な定義のためか、その後の版では改訂されているらしい)

前置きが長くなってしまったが、そういうわけで、動物を見るなら野生動物ウォッチングがベスト、
なかでもおすすめはスリランカ! という旅の思い出話である。 



ここは、数年前に旅行したスリランカ北部のミネリヤ国立公園。
毎年8月~9月の乾季になるとアジアゾウが集結して、広大な貯水池の周辺の草を食べにくる。

我々はたまたまこの時期にこの地方を旅していて、国立公園のサファリツアーがあることを知り、
予備知識なしに参加した。ホテルに迎えに来たジープに揺られること30分で公園に到着。
しかし公園に入ってからも30分ほどは森と草原が広がっているだけで何も起こらない。
「こりゃ、何も見られないで終わるかも」とがっかりしかけていたら、いきなり前方に象の群れが出現した。

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こんなに間近に野生動物を見るのは初めてだったので、口をあんぐり開けて、しばらく茫然としてしまった。
群れをよく見ると、お父さんゾウ、お母さんゾウ、子供ゾウ、若者ゾウなど、いろんなタイプがいる。
鼻を左右に勢いよく振っては草をちぎり取り、無心にもぐもぐもぐもぐ食べ続けている。
夕暮れの草原は静まり返っていて、ゾウが鼻を振る「シュッ、シュッ、シュッ」というリズミカルな音だけが聞こえる。

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息をひそめて見つめていたら、一頭の若者ゾウが、「ん~?おまいらなんだ~?」と
やや怒気を含んだ感じでジープに近寄ってきた。あわや襲撃か? と一同恐怖におののいたのだが、
ガイドさんが履いていたサンダルの片方を投げてゾウの注意をそらし、事なきを得た。

こういう群れが、いくつも広大な公園をさまよっている。アジアゾウはアフリカゾウに比べて耳が小さいので
体温調節がしにくく、暑さに弱いため、昼間は森で涼んでいて、夕方になると草を食べに出てくるのだとか。
その数、総勢200頭以上。

どこまでも広がる空と草原、そしてゾウたちが平和に草を食む光景は、なんとも強烈かつポジティブな体験で、
この日ゾウたちをバックにガイドさんが撮ってくれた写真の夫と私は、異様なほどハイな顔つきで、目がランランと輝いている。

あとで知ったのだが、ミネリヤ国立公園のサファリはロンリー・プラネットが選ぶ「世界10大野生動物スペクタクル」
にも選ばれていて、近年はスリランカ観光の目玉のひとつになりつつあるそうだ。

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なお、スリランカはゾウ以外にも動物が豊富である。
ホテルの周辺がサルのたまり場になっているので、うっかり窓が開けられないほどだし、
いろんな種類のオオトカゲがそのへんをふつうに散歩している(コモドオオトカゲと違って無害らしい)。
仏教の生類憐みの精神が浸透しているので、野良犬が寺院にフリーパスで入れて
境内で群れをなして寝そべっていたりする。
動物好きの旅先としてぜひおすすめしたい。



  1. 2012/05/21(月) 22:13:09|
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スコットランド忠犬伝説

スコットランド話の続き。

エジンバラの観光スポットのひとつに「忠犬ボビーの銅像」がある。

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↑『川の光2』のマクダフに瓜二つ! 近くにはボビーの名前を冠したパブもあって繁盛している。

この銅像は、エジンバラ旧市街のグレイフライヤー墓地のすぐ脇にある。

モデルになったスカイテリアのボビーは、1858年に没した主人の墓に
1872年の自分の死まで14年間通い続けた“スコットランド版のハチ公”である。
絵本や映画の題材にもなり、「グレイフライヤー・ボビー」といえばイギリスではかなり有名らしい。

ところが今年の夏、カーディフ大学の先生が『グレイフライヤー・ボビーの真実』という本を出版した。

この本によると、ボビーは別の地区にある病院の周辺を餌場にする野良犬だったが、
捕獲されてグレイフライヤー墓地に捨てられ、けっこう居心地がいいので、ここで暮らし始めた。
やがて墓をうろつく姿が「主人の墓を守っている」と評判を呼び、見物客が集まるようになる。

スターとなったボビーは、墓地の管理人に餌付けされ、地域の振興に一役買うことに。
が、当然のことながら、野良犬あがりなので、飼い主の死を悼む心や忠誠心はゼロである。
さらに、初代のボビーが死んだ後、外見がよく似たスカイテリアが二代目として飼われていたことも判明する。
スカイテリアの寿命は10~12年で、14年も墓参りをするのはそもそも無理があるらしい。

こうしてボビー伝説は崩れ去ってしまったわけだが、どうやら当時の地元の人たちは、
真実を知っていながら、町おこしのために確信犯的に伝説を盛り上げていたようだ。

ひるがえって我が家のタミー。

よく言えば博愛主義、悪く言えば八方美人なこの犬は、
飼い主である私たちが突然、事故かなにかでこの世におさらばした場合、墓に通ってくれるであろうか。

↓この脳天気な「アハッ」顔を見ていると、ちょっと無理そうな気が…。

scot02

  1. 2011/12/03(土) 22:46:40|
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